【松島家のパフォーマンス「みゃくみゃく」】 かつての小学校運動場を舞台に

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、11月19日に掛川市萩間の「さくら咲く学校」で行われた松島家(誠・礼・花)のパフォーマンス「みゃくみゃく」。同市原泉地区で開催中の広域アートフェスティバル「原泉アートデイズ!」の一環。同演目は25日午後2時からも行う。

国際的に活躍する松島誠さん(沼津市)と礼さんの夫妻に、長女花さん(小3)が加わった家族ユニットによる、旧小学校の運動場を舞台にした30分。甲殻類のハサミを思わせる袖の長い白の上衣をまとった3人が、意味が判然としない言葉とともに、時に猛々しく、時にコミカルに動き回る。舞台に持ち込まれた高さ180cmほどの木製フレームは、鏡や宇宙船の窓、異世界との出入口などの見立て。ホーメイも交え、見る者の想像力を鋭くつっついた。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1