
浜松の文化人との交流が伝えられる洋画家の作品を展示。「麗子微笑像」を含む岸田劉生の11点とエピソードが目玉だろう。福島県立美術館所蔵の「畑と赤土の道(浜松風景)」(1920年)は、コレクター山本貞次郎宅を訪れた際に、40分ほどで仕上げたとされる。いかにも岸田が好みそうな、赤みを帯びた土の色に、葉野菜の緑が映える。しゃがみ込んだ農民、奥に伸びた農道の先には電信柱が点在。この風景が好きな岸田が好きだ。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。
関連タグ

【浜松市美術館の「ひっぱりだこ展ー全国行脚の浜美コレクションー」】北川民次のガラス絵自画像がいい
静岡新聞教育文化部

【平野美術館の「館蔵名品選2023」】曽宮一念、荒れた海を描く
静岡新聞教育文化部

【山本貞次郎展】 知られざる岸田劉生コレクター
静岡新聞教育文化部

【浜松市美術館の新収蔵品展「風景の旅」】浜松市天竜区ゆかりの洋画家原田京平の風景画。日本画の大家と重なるモチーフ
論説委員しずおか文化談話室

【静岡県立美術館収蔵品展「美術館のなかの書くこと」】曽宮一念さんの執念を見た
静岡新聞教育文化部

【藤枝市郷土博物館・文学館の「曽宮一念と藤枝静男」展】曽宮一念の好物は浜納豆
静岡新聞教育文化部

浜松市美術館で「大ガラス絵展」開催!ドイツの作品が日本初公開
浜松市

【静岡市美術館の「京都 細見美術館の名品」展】初期の鶏図、群舞する鶏図
静岡新聞教育文化部

【静岡市美術館の「うつりゆく自然を描く 小野竹喬の世界」展】 西洋への憧憬がにじみ出る1910年代の作品群に注目。「西洋画っぽい」日本画は軽薄なスタイル模倣ではない
論説委員しずおか文化談話室

【浜松市美術館の「みほとけのキセキⅡ ―遠州・三河のしられざる祈り―」展】裏テーマは「寺院と美術館の信頼関係」
静岡新聞教育文化部

【浜松市秋野不矩美術館の「加山又造と継承者たち―新たな地平を求めて―」展】 白い空間、神々しく
静岡新聞教育文化部

【浜松市美術館の「7人のミューズ展 ~日本の切り絵~」】迫りくるオウムガイ
静岡新聞教育文化部

11月1〜3日の3連休に開催!袋井・浜松・御前崎ほか【静岡県西部エリア】のおすすめイベント/全国だんごまつり、市場まつり、浜名湖うなぎまつり
アットエス編集部

【浜名湖うなぎまつり】浜松一のパワーフードを世界中に!うなぎを通して地域活性化に/浜松市
SBSテレビ しず推し!

【静岡のたい焼き】究極の羽根つき対決!藤枝・神谷製餡所の「ふわふわ」と、興津のたいやき屋の「パリパリ」。あなたはどっち派?
アットエス編集部

【こもれび】外観も店内もまるでおとぎ話に出てくる森の中の小屋!ランチ利用もできるログハウスの喫茶店/島田市
おでかけ日和に。

【新店】沼津港に「金目鯛の聖地」が誕生!伝統の煮つけ・豪快海鮮丼・工場見学・お土産もそろう複合型観光施設が10月フルオープン!
アットエス編集部

11月1〜3日の3連休に開催!静岡・藤枝・島田ほか【中部エリア】のおすすめイベント/大道芸ワールドカップ、清水港フラワーフェスタ、するがヌーン茶
アットエス編集部
静岡からの日帰り子連れ旅行に!家族で行きたい、秋のおすすめおでかけスポット
アットエス編集部

11月1〜3日の3連休に開催!御殿場市・函南ほか【静岡県東部エリア】のおすすめイベント/時之栖のHALLOWEEN、かんなみ商工まつり、熱海おさかなフェスティバル
アットエス編集部

【移転】沼津のカジュアルイタリアン「BAL Trenta Tre」が10月17日に移転オープン。ふらっと気軽に一人時間に浸れる隠れ家
アットエス編集部

【幼魚水族館】世界初!柿田川サントムーンにある“赤ちゃん魚”専門の水族館/駿東郡清水町
SBSテレビ 静岡発そこ知り