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「今年の12月こそ、やらない!」“年末まとめて大掃除”は日本だけ?効率のいい掃除のコツは“分割”にあった

年末の大掃除は日本だけ⁉

年が明けたばかりなのに、なぜ大掃除の話?と思うかもしれませんが、実は年末にまとめて大掃除を行うのは、日本など、ごく一部の国だけなのだそう。「もう何年も“大掃除”をしていない」という住生活ジャーナリストの藤原千秋さんに、SBSラジオ『IPPO』パーソナリティの牧野克彦アナウンサーが聞きました。

※2022年12月21日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

大掃除は気候も考えて“1年計画”で

藤原:我が家はもう何年も、年末に“大掃除”をしていません。ほとんどの場所は暖かい時期に済ませ、暮れに行うのは玄関と冷蔵庫の掃除だけなんです。玄関は、新年に神様をお迎えする場所ということで年末にするようにしています。

 

冷蔵庫の掃除を冬に行うのは、外の気温が下がるからです。庫内の温度も他の季節に比べて上がりにくいので、短時間であれば中の食材をクーラーボックスなどに移さずとも廊下など気温が低いところに置くだけで掃除することができます。

 

牧野:大掃除は気候も考慮にいれながら1年計画で行うのがいいということですね。スポット別に大掃除のポイントを教えてください。

スポット別掃除のポイント

<1. 台所>

藤原:油は低温だと固くなるので、油汚れの多い換気扇まわりの掃除は、実は冬場には不向きです。遅くとも9月頃までには終わらせておくといいでしょう。

 

コンロまわりは調理を終えた直後の、まだ熱が残っているうちに掃除するのが一番です。ただ必死に掃除をしても、調理したらすぐに汚れてしまう箇所でもあるのであまり根を詰めないことも大切です。
 

<2. 浴室>

藤原:換気がしにくい環境でカビ取りを行う場合は、酸性のものと混ぜると有毒ガスが出る次亜塩素酸ナトリウムではなく、消毒用のエタノールがおすすめです。カビの色はとれませんがカビを殺すことはできるので、プラスチックなどのカビ取りはエタノールで十分なんです。

 

大掛かりな分解を要するような排水溝の奥の掃除は、いやな臭いの大元である細菌の活動の少ない、冬場向きの掃除ともいえます。
 

<3. トイレ>

藤原:大掃除では、普段なかなかできない天井や壁を中心に掃除をしてください。使い捨ての掃除用ウエットシートを、一袋一気に使い切るくらいの勢いで行いましょう。トイレは衛生面でも使い捨てできるものを活用する方が安心です。手の届きにくいところは、フローリングワイパー状の道具を使うと掃除しやすいですよ。

 

<4. 窓や桟(さん)>

藤原:外側は暖かい時期に行うといいでしょう。内側は、冬は結露するのでカビが生える恐れがあります。窓を住居用中性洗剤で拭いた後、消毒用エタノール拭きをすると結露によるカビ予防になります。

普段から使える掃除テクニック

藤原:どこの掃除でも“拭き掃除”が基本です。先ほど紹介した使い捨ての掃除用ウエットシートや古い衣類やタオルなど、準備と後始末の手間がかからない道具を活用し、“拭き掃除”を極めてください。

 

牧野:藤原さんは掃除用ウエットシートを、どこを掃除するときに使っていますか。

 

藤原:トイレでは天井、壁、床、便器まわり、ドア、ドアノブなどさまざまな部分を一気に拭き掃除するのに使います。コンロまわりの壁を掃除するときは、一面に貼り付けて使っています。数分間、“湿布”してから拭き取ると、汚れが柔らかくなり落としやすくなるんです。

 

ほかには、リビングやキッチン床の黒ずみのひどい部分も床掃除用ウエットシートを“湿布”してから拭くと汚れが落ちやすくおすすめです。

 

あとは、用途を選ばない住宅用中性洗剤も家中のいろいろなところに使えて傷もつけないので1つあるととても便利です。そのほか、長い柄のついたブラシ、スポンジ、ワイパー類なども役に立ちます。

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