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暑い時期の寝不足解消!寝具の快眠ケア

寝具を整えて快眠しよう!

みなさんは暑い時期、しっかり睡眠をとれていますか? なかなか寝つけなかったり、寝苦しくて途中で起きてしまったりする人も多いのではないでしょうか。 ひょっとしたら、寝具まわりの悩みが関係しているのかもしれません。そこで今回は、「暑い夏、寝具の快眠ケア」について、All About「家事・掃除・子育て」ガイド、住生活ジャーナリストの藤原千秋さんに、SBSアナウンサー牧野克彦がお話をうかがいました。
※7月13日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

牧野:暑い時期は寝つきにくかったり、寝苦しかったりしますが、この原因は何なのでしょうか?

藤原:私たちは眠りにつくときに必ず汗をかいて体温調節をしています。この汗が寝つきにくさの原因の一つです。

牧野:寝てる間に意外と汗をかいているそうですね。

藤原:冬でも約250ミリリットル、コップ1杯ぐらい汗をかいているそうです。夏になったり、また体格によったり、汗をかきやすい方もいるのではないですか。そうすると500ミリリットル、また人によっては1リットル近くの汗をかいてしまうそうです。その汗の多くが下着や寝間着、布団に伝わってしまうのです。

牧野:だからじとっとしてしまうのですね。

藤原:朝、起きたときに、頭の後ろとか背中とか腰の辺りがちょっと湿った感じ......思い当たる方も多いのではないかと思うのですが、あれは汗なのです。

牧野:となると、寝具のケアも快眠に繋がってきそうですね。どうすれば快眠に繋がるのでしょうか?

洗えるものはできる限り洗う

藤原:まず、洗えるものはできる限り洗うことです。汗そのものは汚いものではありませんが、湿った衣類や布などは洗濯してあっても臭うのではないでしょうか。あれは細菌が繁殖してしまっていることが原因なので、汗で濡れた寝具においても同じなんですね。枕カバーやシーツ、布団カバーなどは、みなさんイメージされると思うのですが、洗濯表示で可能ならば、ベッドパッドや掛け布団、敷き布団、まくら本体などをコインランドリーに持ち込むのもいいと思います。

牧野:洗濯するときに気をつけたいポイントは何でしょうか?

藤原:パッド類などで、吸水速乾や接触涼感などの素材を使用している寝具が今増えていると思います。

牧野:触るだけでちょっとひんやり感じるものですよね。

藤原:すごく気持ち良いものなのですが、化学繊維でできているのですごく繊維が細くて汚れが詰まりやすいのです。

牧野:そうなのですね! その辺のデメリットはあまり言われてないですね。

藤原:そういった汗を吸い込みやすいものほど、洗濯頻度を高めていただく。あと、洗濯の際に柔軟剤は使わない方が良いです。せっかくの繊維をコーティングしてしまい、効果が薄れてしまうので、なるべく普通の洗剤だけで洗濯する方が効果は保てます。

牧野:藤原さんはどれぐらいのペースで洗っていらっしゃいますか?

藤原:理想を言えば、1週間に1度は洗いたいと思っています。家族が5人いて、なかなか順番に洗いきれないところもありますが、この時期に大物の洗濯をコインランドリーに持ち込むことはしています。

牧野:汗をかきやすい子どもの布団を優先的にするなども考えた方がいいですか?

藤原:そうですね。あとは、これから布団を新しく買う人は、洗えるかどうかを購入時の優先順位に入れてみてください。

牧野:買うときから洗う前提で考えていくのですね。

藤原:枕などは意外と洗えないものが多いのです。洗濯不可と書いてあるので、そういったものは、1年とか2年で買い換えなければいけなかったりと、意外と寿命が長くないのです。

牧野:そういう意味では、洗えるものの方が寿命は長いのですね。では、洗えないものは、乾かすとか日干しにすればいいのでしょうか?

洗えないものは乾燥させる

藤原:洗えないものに関しては、なるべく乾燥させることを優先していただきたいです。やはり、水分は臭いだけではなく、カビやダニなどの原因にもなります。布団乾燥機があればなるべくかけたり、晴れた日に干したりする。あとは、エアコンの風に当てることなども有効です。

牧野:確かに水分が多いとダニなども繁殖しやすくなりますよね。やはり、布団乾燥機は使った方が良いですか?

藤原:お持ちの場合は、1週間に1回ぐらいの頻度で使った方がより乾燥しやすくなりますし、カビやダニを予防してくれると思います。

牧野:すごく暑い日に布団乾燥機を使うのに抵抗があるのですが......。

藤原:「涼風」という熱がこもらないモードもありますので、それで長い時間かけると乾燥できます。

牧野:その他、実践しやすい方法というのは何かありますか?

藤原:起きぬけすぐのベッドメイクは、この暑い時期は避けた方が良いです。布団の中にこもった水分をそのまま上から覆ってしまい、乾燥を妨げてしまうのです。なので、ちょっと掛け布団をめくったままの方が、乾燥が進んで良いぐらいなので、掛け布団などは今すぐ椅子にかける。それも一つの実践できるテクニックかなと思います。

牧野:椅子などにかけておいて、空気にさらすというイメージでしょうか?

藤原:もし可能であれば、エアサーキュレーターや扇風機の風などを一定時間当てて、カラッとさせると次の日に寝やすくなりますね。

牧野:こういうことも眠りの深さに影響してくるのですね。

藤原:すごく影響してきます。

おすすめ便利グッズ

除湿シート

牧野:わかりました。その他、何か便利グッズで、これがあると快眠に繋がりますよというものはありますか?

藤原:私も愛用しているのですが、敷布団ぐらいのサイズの除湿シートがあります。これは敷布団とかベッドパッドの下に敷き込むと、湿気がそちらの方に移ってくれます。ふとん干しや風にさらすのが難しい場合は、シーツに仕込むとそのシートを干すだけで、何回も繰り返し使えるのですごく便利です。

牧野:これは寝具店で売っていますか?

藤原:寝具店やネットショップでもすぐ購入できますし便利だと思います。

ダニ捕りマット

牧野:その他はありますか?

藤原:あとはダニが心配な方は、「ダニ捕りマット」を寝具に敷き込むと、ダニをマットの方に移して捕獲することができます。

牧野:なるほど!とにかく湿気とダニについてしっかり対応することですね。

藤原:汗対策を整えるというのが快眠の一歩かなと思います。

牧野:わかりました。今回は、寝具の視点で快眠を語っていただきありがとうございました!

今回お話をうかがったのは……藤原千秋さん
「家のなか」の事をテーマにウェブ、雑誌、新聞等で執筆。大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。主な著・監修書に『人生が整う 家事の習慣』(西東社)、『ズボラ主婦・フニワラさんの家事力アップでゆるゆるハッピー!!』(オレンジページ)、『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)等。2020年1月より東京中日新聞にてコラム『住箱のスミ』連載中。

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