ピッチ内外で声を張り上げ、雰囲気を盛り上げる

清水エスパルスに頼もしいベテラン2人が帰ってきました。DF吉田豊選手とMF小塚和季選手が全体練習に部分合流。チームは勝利から遠ざかっている苦しい状況ですが、ピッチ内外で声を張り上げ、雰囲気を盛り上げています。夏の巻き返しへ、大きな力となることに期待です。
吉田豊選手
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―長い離脱だった。
シーズン中にこんなに休んだのは初めて。だから体的にもメンタル的にもきつかった。合流できてやっぱり楽しい。これだけピッチを離れていたので、この暑さもあり、より厳しくやっていかないといけないと前にようには戻れない。
けがする前よりもレベルアップしなければいけないというつらさもあった。こんなにきついんだというのは長い離脱だったからこそ初めて知った。でもポジティブに考えればすごくいい経験。

―3月、4月もチームにけが人が多くて出っぱなしだった。
チーム力が試される中で誰が出てもチームに貢献できるプレーと結果を出すという意地があった。あのときは結果が付いてきてくれたので個人的に良かった。きついというよりも楽しめていた方が大きい。
―雰囲気づくりにはベテランの力が必要。
そういう声を出すのは誰でもいい。チームがいい状態、方向に進むためのピースの一つが僕だと思っている。
自分が復帰して、何が足りないか、何がもっとあればいいかを肌で感じたままに行動している。あまりベテランとかは考えていないが、(乾)貴士君と僕は経験も多いし、その引き出しでチームに貢献できれば。
小塚和季選手

―離脱が続く中でまた戻って来られた。
まだまだチームの力になれていない。チーム状況も今は苦しい。自分が練習を盛り上げることもそうだし、試合で結果を出すというところでも貢献していきたい。
―盛り上げる声がよく聞こえる。
こういうときこそ雰囲気を作るのが大事そういう部分でチームに貢献しながら、自分のことにも集中していきたい。

―若手にも積極的に声を掛けている。
ちょっと下がしゃべらなすぎるところがあるんで(笑)年上をいじれるチームは強いと思うんですよ。だからそういう雰囲気を作れるように積極的にコミュニケーションと取っている。
僕も(年上選手を)いじってきたので、いじられるのを許可しないと。最年長の(乾)貴士君もそういう雰囲気を作ってくれている。そういう背中を見て僕も育っている。