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静岡新聞運動部

ジュビロ磐田のジャーメイン良、特注ヘッドギア姿で全体練習に部分合流!6月中の復帰に期待高まる!

J1磐田のジャーメイン、復帰日程は決まっているが内緒⁉


ジュビロ磐田のジャーメイン良選手は28日の公開練習で実戦形式を除くメニューに参加し元気な姿を見せました。顔面陥没骨折で負傷離脱していましたが、先週から全体練習に部分合流し、特注のヘッドギアを付けてメニューをこなしました。6月中の復帰に期待が集まります。

特注ヘッドギアは「見た目はダサいが視野取れる」

ー部分合流だが、やった感触は。
手術すると決めた時から、ドクターと話して(復帰の)ターゲットとしている試合は決まっている。ある程度早く動けるようになった。そこに向けていい状態をつくりたい。退院も早くできた。入れるところは入ってサッカーの感覚が離れすぎないように意識する。

ー予定を早めるより決めたところに100で入るのが目的か。
何週たったら何をするかが決まっている。ゲームをしていいのが何週でとか。それに向けてやっている。ちょうど中断期間に入るのでいいタイミング。

ー1番心配なのは恐怖感。
まあクロスが上がってきてみないと分からない。去年ぐらいからそこを失うと自分の得点は半減する。そこは手術してくれたドクターを信頼して勇気を持ってやりたい。

ー付けているのはフェースガードとヘッドギアの中間か。
そうですね。フェースガードにすると、視野が狭くなる。見た目ダサいですが、ダサくても視野が取れるのが特長。特注で作ってもらった。骨折した部位を守れればいい。

ー患部にプレートは入っているのか。
1年以内に取った方がいいと言われている。取るならばオフシーズン。試合をしていて違和感があったら、取った方がいいと言われた。

ーいない期間にようやくチームは勝った。
最初2試合鳥栖、札幌と12試合90分出ていた人がいなくなれば、出ている選手の能力がないとかではなくてチームとして難しくなるのはある。浦和戦で気持ちを見せて、前節前半の失点はあったが、いいものを見せてもらった。自分も復帰してチームが上位に入っていけるように貢献したい。

金子、石田にゴールの秘訣をこっそり伝授!


ージャーメイン選手がいない状態でマテウスペイショット選手が初得点。

金子翔太がいいアクセントになった。ゲームに出れないなかでも浦和戦でも。子どもの幼稚園や習い事も一緒。2人で話すことが多い。気持ちは切れていなかった。試合を見て自分が入ったらどうできるか(を考えていた)。僕だったら気持ちが沈んだり、練習の態度に出ちゃうかもしれない。

ー金子選手はジャーメイン選手にゴールのこつを教えてもらった。
言わないでほしいですけど(笑)。翔太に限らず、トップ下で出そうな選手、マサ(石田雅俊選手)にも。クロスが入ってきて今年ヒットできるポイントがある。そこは共有して、そこに入っていけばチャンスはあるよと教えた。

ー前節後藤啓介選手と並んで観戦した。
試合を見てベルギーだとこういう時どうするのとか話した。体重が5キロぐらい増えて体が大きくなった。海外のDFは強いと言っていた。

ー伊藤洋輝選手は0-2ならばいけるが、0-3ならば次へ切り替えると。
それは海外っぽいなと思った。あとは(逆転は)小学生の力が大きかった。試合前にも子どもたちが自分に声をかけてくれた。磐田のいい文化。勝率もいいし、根付いているのが僕は好き。

良い状態で戻り得点王目指す!


ー部分合流は何日目か。

先週ぐらいからです。まだヘディングができない。

ー1部対人練習もしている。
筋肉系のけがではない。あとはいつヘディングのオーケーが出るかなので。そこが出れば試合もいける。日程は決まっているが、それを言っちゃうと相手チームもあるので(笑)。

ーサポーターへのメッセージは。
けがをした時から、試合に勝てないと僕のところにたくさんメッセージが来ますけど(笑)。いいチーム状態で戻った方が、間違いなく自分の力を発揮できる。チームでやるスポーツなので。例えば5連敗中でひとりがポンと入っても勝てるようにならない。いい状態で入っていってゴールを量産する。もう(得点ランク首位は)抜かれてしまったので。みんな期待していると思うので、そのぐらいの点差ならばまだ頑張れる。
シズサカ シズサカ

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