話題の観光スポット土肥金山へ

駿河湾フェリーで土肥港に到着した二人が訪れたのは、今話題の観光スポット「土肥金山」。江戸時代、徳川家康も開発に力を注いでいた金山で、推定産出量は40トンほど。佐渡金山に次ぐ全国2位の金山です。
昭和47年(1972年)から観光坑道としてオープンし、現在は実際に金を掘った坑道の見学や砂金採り体験などができる金のテーマパークになっています。スタッフの國分さんに案内してもらいました。

坑道の入り口
チャン:この道をずっと辿って金を掘っていたんですね。國分:なかにはパワースポットもありますよ。
坑内めぐりは見学路が約350メートル。途中にはいろいろな説明があります。

チャン:こんな感じでやっていたんですか?
國分:蟻の巣みたいな感じで、1日に約30センチ掘り進めていたと聞いています。
チャン:1日かけて、たったの30センチ!?
金運がアップする!?パワースポット

さらに坑道を進むと、坑道内に金の神様を祀っている山神社がありました。お金持ちになれるよう祈ってください!

國分:続いてこちらでは、水替えの作業、地下水を汲み上げる様子が再現されています。チャンさん、めがねが曇るのがわかりますか?
チャン:確かに曇ってる!
國分:これ、温泉の湯気なんです。ここが土肥温泉の始まりとも言われています(※諸説あり)。
チャン:金だけでなく、温泉も掘り当てたんですね!

銭洗い場(黄金の泉)もあり、まさに最強の、金運パワースポット! ぜひ小銭を洗ってみてください。この他にも、江戸時代の金の採掘の様子が等身大の人形で紹介されています。
黄金館で本物の金塊に触れる!

土肥金山の見どころは、観光坑道だけではありません。併設の黃金館では、坑道から掘り出した金鉱石を金にするまでを再現したジオラマや、本物の純金の金塊、お金に関する貴重な資料が展示されています。

國分:こちらは250キロの世界一の金塊で、本日(2022年4月19日に取材)の金相場ではなんと22億4100万円です。
チャン:(穴に腕を入れ金塊に触れてみて)すごい、金の重さを感じる……。坑道で、金を掘ることがいかに大変かを見ているから、重さが感動につながる。この250キロを作った当時の相場ではいくらだったんですか?
國分:2005年当時で4億円です。ですので、5倍以上になりましたね。
チャン:そんなに跳ね上がっているんですか。これは金を買わなければと思いましたよ。

最後に國分さんおすすめのお土産「埋蔵金のきんつば」(2500円)を紹介してもらいました。一口サイズのきんつばを取り出すと下にはなんと小判チョコが隠れています。
土肥金山は、土肥港から徒歩15分と好アクセス。世界最大の金塊を触って、金運をアップさせましょう!
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■土肥金山
住所:伊豆市土肥2726
電話:0558-98-0800
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし(臨時休業あり。詳しくは土肥金山にお問い合わせください)
入場料:大人1000円 小人500円