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テーマ : 新商品・新技術

ショウガ香るビールなど2種類完成 富士宮やきそばと相性抜群

 富士宮やきそば学会(渡辺孝秀代表)と富士宮市大鹿窪のクラフトビール醸造所フジヤマハンターズビール(深沢道男代表)がコラボし、“富士宮やきそばに合う”酒類2種を商品化した。富士宮産ショウガを仕込みに使い、飲みやすいドライな仕上がり。3日から販売が始まる。

商品化した酒類2種をお披露目する関係者=富士宮市大鹿窪
商品化した酒類2種をお披露目する関係者=富士宮市大鹿窪

 完成したのはクラフトビール「やきそばジンジャーIPA」と、炭酸入りアルコール飲料「やきそばセルツァー宮サワ」。同学会が富士宮やきそばに合う酒類の開発を依頼し、やきそばにも使われているショウガの活用を提案した。
 「難しかったが、誰でもおいしく味わってもらえる形ができた」と醸造担当の宮脇浩樹さん(27)。試行錯誤を重ね、ショウガをすり下ろした状態で香り付けに使った。
 商品を試飲した渡辺代表は「われわれの気持ちもくんでくれて、非常によい商品ができた」と語り、プロジェクトリーダーを務めた同学会の田辺元裕運営常務は「日本全国どこからでも、この商品を通じて富士宮のパワーや魅力を味わってもらえたら」と願いを込める。
 市内は同醸造所や特産品販売所「ここずらよ」、酒のやまき、ビール屋ハンザなどで販売する。県内外に約100カ所ある取扱店にも出荷していく。

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