次世代の搬送の形 ヤマハ発提案へ 国際ロボット展に無人車など 今月末開幕
ヤマハ発動機は、11月29日~12月2日に東京ビッグサイトで開かれる世界最大級のロボット専門展「国際ロボット展」に出展する。リニアコンベアモジュールやAGV(無人搬送車)など、人手不足に直面する工場の自動化・省力化に向けた次世代の搬送スタイルを提案する。
リニアコンベアモジュール「LCMR200」をベースに、スカラロボットやロボットビジョンカメラなどを組み合わせ、生産性を大幅に高めたライン設備のデモ機を出展する。屋外や鋳造スペースなどでもテープに沿って動く高耐久性のAGV、コンパクトで静粛性に優れたAMR(自立走行搬送ロボット)も参考出品する。
このほか、段差や傾斜のある屋外環境でも走行可能な自立型自動搬送用EV「FG―01」や、電子回路基盤に精密部品を高速・高精度で搭載するマウンター(表面実装機)などもそろえ、ミクロン単位の作業から工場間のキロメートル移動まで、多様な環境下での搬送に対応した製品やサービスをPRする。