
子どもの健やかな成長を願う神事「神ころがし」が8月12日、静岡県焼津市にある焼津神社で行われました。
神ころがしは焼津神社に伝わる神事で、2人1組の神社総代らが「アンエットン」の掛け声とともに、子どもの体を3度回します。泣き声が大きければ大きいほど丈夫に育つといわれています。
<体験した子の親>
「元気に泣いてくれて期待通り。優しくて元気な子に育ってほしい」
「たくさん泣きました。たくましく、しなやかに育ってほしい。健康で元気にすくすく育ってくれれば」
一方で、泣き声を上げず、表情をほとんど変えない子どももいました。
<泣かなかった子の親>
「平常心で拍子抜けでした。指をくわえて余裕でした」
神ころがしは焼津神社の大祭「荒祭」の初日を飾る行事で、大祭は13日まで繰り広げられます。