
5月5日の「こどもの日」に合わせ、静岡県下田市にある下田海中水族館では子どもたちが元気に育つことを願い、出世魚として知られる「ボラ」を特別に展示しています。
<柴田寛人記者>
「泳いでいるこいのぼりと一緒に、ボラの水槽が置かれています」
「こどもの日」を前に下田海中水族館で展示が始まったのは、日本各地の沿岸でみられる魚、「ボラ」です。
成長する度に名前が変わる「出世魚」で、稚魚の「ハク」から順に、「オボコ」、「イナ」、「ボラ」、「トド」と呼ばれます。
<来館者>
「最後は80センチぐらいだって。こんな大きくなるって」
<来館者>
「こんな大きくだって。これ?」
<来館者>
「子どもの人生も5段階順調にいってくれればいいなと思いましたね」
水族館では、出世魚のボラに子どもたちの健やかな成長と立身出世の願いを込めました。
<下田海中水族館 魚類飼育員>
「だいたい今、オボコぐらいのサイズですかね。これが成長したボラサイズは、入り江で見ることができるかも」
この特別展示は、5月18日までです。