
徳川家光公が作らせた「叶え馬」
久留嶋怜気象予報士が気になるスポットを歩いて静岡の春夏秋冬を伝える「くるちゃんさんぽ」。今回は静岡市葵区の静岡浅間神社へ。
2025年も残すところあとわずか。そこで、2026年の干支「午(うま)」がいるというある場所へ、久留嶋怜気象予報士が一足早く行ってきました。
やってきたのは、静岡市葵区の静岡浅間神社。正月三が日だけでも、約40万もの人が訪れる県内屈指の初詣スポットです。久留嶋予報士が探しているのは、あるお馬さん。
「こちらに馬がいるとお聞きしたんですけど...」静岡浅間神社の須田晃央権禰宜に案内されたのは、「神厩舎(しんきゅうしゃ)」です。その中には立派な『叶え馬』がいました。

「叶え馬」とは、江戸幕府第3代将軍・徳川家光が彫刻職人・左甚五郎に作らせたという木彫りの神馬(しんめ)のこと。この馬に願えば、何でも願いが叶うといわれています。
「にんじん絵馬」に願いを書くと...?

<静岡浅間神社 須田晃央権禰宜>
「よろしければ、こちらの『にんじん絵馬』に願いを書いていただいて、叶え馬におさめていただければ、何でも願いが叶うといわれております」
久留嶋予報士も2026年のお願い事を“にんじん絵馬”に託しました。書いた願い事は「天気で元気をみなさんに届けられますように」。
神職の防寒対策は?

神社の境内は冷え込みそうですが、屋外で参拝客を迎える神職の皆さんの防寒対策はどうしているのでしょうか。
「最近の天気は須田さんにとって寒いですか?見た目からしたら、ここまで素肌が見えている状態なのであまり防寒しているようには見えなかったんですけど」
須田さんは、「天候を考えながら1枚中に服を着たりとか…この下に1枚、2枚、長袖のものを着こんだりとか、足も長いものをはいて寒さをしのぐ。そういうことは行っています」とニッコリ。
一見、薄着に見える神職の装束ですが、しっかりと防寒対策をして参拝客を迎える準備を整えているようです。
久留嶋気象予報士が「年末年始にむけてこれからどんどん人がいらっしゃると思うんですけど、どんな気持ちで来ていただきたいですか」と質問すると、「皆さまにとって良い年になるように、色んな思いで神社に来ていただいてお祈りをしていただいて、それが無事に叶えば神社としては非常にありがたい」と答える須田さん。
初詣の際は、「にんじん絵馬」に願いを託してみてはいかがでしょうか。







































































