秋のサクラエビ おすすめの食べ方は?組合長が語る"世代交代"の兆し=静岡・由比【くるちゃんさんぽ】

久留嶋怜気象予報士が気になるスポットを歩いて静岡の春夏秋冬を伝える「くるちゃんさんぽ」。今回は静岡市清水区にある「由比漁港」へ。

<久留嶋怜気象予報士>
サクラエビの秋漁真っ最中の由比漁港にやってきました。組合長の實石さんです。2025年の秋漁はどうですか。

<静岡県桜エビ漁業組合組合長理事 實石正則さん>
2024年に比べて生まれたてのエビの分布している場所がたくさんあるのかなという気はします。

<久留嶋気象予報士>
それはどういう?

<實石さん>
世代交代がうまくいっているのかな。この1年半でサクラエビって変わっちゃうので世代が。だから2026年の春はすごく期待が持てるのかなと思います。

<久留嶋気象予報士>
ちなみに秋のサクラエビのおすすめの食べ方ってありますか。

<實石さん>
秋はもう鳥でいえば若鳥みたいなもので柔らかいですよ。殻も柔らかいし、甘みも全然変わらないですね。だから僕は生で食べるのが一番好きです。
やはり地元にして地元の雰囲気を味わいながら、サクラエビを食べていただければ、本当にありがたい。

<久留嶋気象予報士>
ここですね!「鮨処やましち」さん。

<鮨処やましち 山崎伴子さん>
桜えびごちそう御膳です。

<久留嶋気象予報士>
おいしそう!!

<山崎さん>
サクラエビの生と、かき揚げと、そして沖あがりという3種類の楽しみ方があるので。

<久留嶋気象予報士>
生のサクラエビから。香ばしい!甘い!

<山崎さん>
特に生まれたばかりでまだ十分に大きくなっていないので、皮もまだまだ柔らかいというか。ここら辺の言葉で言えば「みるい」という。

<久留嶋気象予報士>
みるい!

グツグツしてきましたけれども、沖あがりってどういった料理なんですか。

<山崎さん>
漁師さんが体が冷えていますよね。おうちの方が本当に地元にあるネギやお豆腐、これを鍋にいっぱい切って支度してご家族の方が願いながら作ったという、そういうお料理だと思います。

<久留嶋気象予報士>
ここ由比・蒲原の漁師さんへの愛情料理のことなんですね。

<山崎さん>
はい、本当に大きな愛情が。

<久留嶋気象予報士>
こもってるんですね!おいしい!

<山崎さん>
また違う味を楽しめると思います。

<久留嶋気象予報士>
タレがとっても甘くてすき焼き風ということなんですね。
煮た分すごい甘みがタレと絡むといいますか。体の奥の底まで温まる感じがします。ずっと受け継いでいただきたい本当に"スーパー特産物"ですね。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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