
「LIVEしずおか」の久留嶋怜気象予報士が気になるスポットを歩いて静岡の春夏秋冬を伝える「くるちゃんさんぽ」。今回は、静岡県駿河区南町にある「静岡科学館る・く・る」へ。
<久留嶋怜気象予報士>
「これは何ですか」
<木南友希さん>
「こちらは竜巻という展示物なんですけれども、自然界で竜巻ができる仕組みを再現する展示物になっております」
<久留嶋気象予報士>
「どんどん渦ができてきましたね」
<木南さん>
「横向きの風が出ていって、反時計回りの渦を作っています。上のファンが上昇気流を作っています。中で作られた渦が上昇気流で引き伸ばされて竜巻ができあがっている」
<久留嶋気象予報士>
「渦があって、上昇気流で縦に渦が引き延ばされて回転が速くなるのが、まさに自然界の竜巻と一緒ですね」
<木南さん>
「はい。こちらの展示物はその再現をしております。反時計回りに渦ができてます。渦に沿って回る分には、竜巻なんですけど逆に回って、渦の流れを乱してしまうと竜巻が消えます」
<久留嶋気象予報士>
「消えました!やっぱり渦はバランスが大事ですから、それもちゃんと忠実に再現されてますね」
<藪嵜清香さん>
「こちらはダイヤモンドダストの実験になります」
ダイヤモンドダストとは、空気中の水蒸気が凍ってキラキラと光る現象です。必要なのは、発泡スチロール、空き缶、氷、緩衝材など家庭で用意できるもの。空き缶の周りに氷を入れ、-10℃以下の世界を作ります。そして、空き缶の中で緩衝材を潰してライトを当てると...
<久留嶋気象予報士>
「キラキラしてます」
<藪嵜さん>
Q. これがダイヤモンドダストと同じ原理?
「小さな水蒸気の氷の粒ができています」
<久留嶋気象予報士>
「-10℃とか-15℃の世界でしか見られない、静岡で見られないですから、この小さな空間で見られるのは本当に貴重ですね」
<藪嵜さん>
「これがなる条件を探るとかでも自由研究になると思うので、いろいろ試していただきたいです」