
静岡市は12月18日、国の交付金を活用した物価高対策として、プレミアム付デジタル商品券を発行すると発表しました。プレミアム率はなんと100%。市民の家計を支える一手となるのでしょうか。
1口5000円で購入するとプレミアム率が100%上乗せに
<静岡市 難波喬司市長>
「多くの市民が影響を受けている食料品等の価格高騰に対する支援を、早期に実施するようにということで交付金を頂いておりますので、これを活用して出来るだけ早く対策を実施したい」
静岡市の難波喬司市長は18日、一般会計で約91億円の12月補正予算案を発表しました。中でも、国の交付金を活用した物価高対策として目玉となるのが、「プレミアム付デジタル商品券」の発行です。

今回発行される「しずトク商品券」は、1口5000円でプレミアム率100%が上乗せし1万円分の買い物をすることができるというもので、1人2口まで申込みが可能です。
なぜ「おこめ券」ではないのか?
政府が物価高対策として推奨している「おこめ券」を選択しなかった理由について、難波市長は「事務費用の違い」などを挙げました。
<静岡市 難波喬司市長>
「デジタル商品券の場合は10%くらいが事務費になります。おこめ券の場合は事務費は20%前後かかるんじゃないかと思いますので、基本はこのデジタル商品券でやると。事務費が下がる分だけ口数が増えますので、そういった点でデジタルにしています」
静岡市はこのほか、子育て世帯への支援として、高校生までの子ども1人あたり2万円を支給する事業なども進めていきたいとしています。






































































