学校行事の合同開催 部活動の合同運営を...静岡・富士宮市内の県立高校4校が連携協定締結 将来の生徒数の減に備える

将来の生徒数の減少に備え静岡県富士宮市内にある4つの県立高校が教育課程や部活動で協力することを目指し、連携協定を結びました。高校間での連携協定は県内では初めてです。

協定を結んだのは、富士宮市内にある富士宮東、富士宮西、富士宮北、富岳館の4つの県立高校です。県教委によりますと富士宮市を含む富士地区では、高校の入学者数が14年後には約4割(37.5%)減少し、3361人から2099人になることが見込まれ、教育活動や部活動への影響が懸念されます。これを受け、富士宮市内の県立高校では、今後9年以内に2校に半減させる計画が進められていて、連携協定はその一環として結ばれました。

協定の具体的な内容は、▼体育祭などの学校行事の合同開催▼補習や専門科目など共通の特別講座の実施▼部活動の合同運営などです。

<富士宮北高校 小谷和之校長>
「生徒の選択肢の幅を狭めずに4校で協力して教育活動を提供していけるということが、生徒にとっては一番のメリットではないかと思う」

県教委によりますと高校間での連携協定は、全国的にも珍しく、静岡県内では初めてということです。

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