
浜松市中央区のステーキハウスで集団食中毒が発生し、客5人が体調不良を訴えました。全員快方に向かっています。
浜松市保健所によりますと、7月21日、浜松市中央区肴町のステーキハウスから客3人が下痢や吐き気など食中毒のような症状が出ていると保健所に連絡がありました。保健所の調査の結果、19日にこのステーキハウスで食事をした2グループのうち、35歳から55歳の男女計5人が同様の症状を訴え、このうち、4人の便からノロウイルスGⅠが検出されました。
ステーキハウスでの食事では、▽生ガキ▽スモークサーモン▽ボイルエビ▽魚のポワレ(アカムツ、シマアジ)▽バケット▽Tボーンステーキ▽マッシュポテト▽ティラミス▽チーズケーキが提供されていたということです。保健所では、生ガキ(3検体)、ボイルエビ、スモークサーモン、チーズケーキを検査しましたが、すべてノロウイルスは陰性で、原因となった食材については分かっていないということです。
浜松市保健所は集団食中毒として、このステーキハウスに対し、23日から衛生状況の改善が確認されるまでの間、営業停止を命じました。