静岡市内のレストランで調理、提供された料理を食べた23歳から38歳までの24人に嘔吐や下痢などの症状があり、静岡市保健所は食中毒と断定し、このレストランに営業禁止を命じました。
静岡市保健所によりますと、4月2日夜、ホテル宿泊中の1グループ40人のうち、複数人が嘔吐や下痢の症状あり、このうち16人が病院に運んだと消防から情報提供がありました。
その後の調査で、1日夜に静岡市駿河区南町のレストランで夕食をとった23歳から38歳の男性計24人が、2日午後3時頃から同様の症状が出ていることが分かりました。このうち5人が入院しましたが、全員快方に向かっているということです。
患者に提供された料理はローストポークジャーマンポテト添え、サラダ、ミネストローネ、ビーフカレー、ライスなどだということで、その後の調査で、患者8人とレストラン従業員1人の便からノロウイルスが検出されたことから、市保健所は食中毒と断定し、このレストランを11日から当分の間、営業禁止としました。
2025年に入り、静岡市で発生した集団食中毒は今回で5件目となります。