非常時に備える!災害用トイレ「ダンレット」の必要性と使い方【PR】

ぶらりっと。

自然災害の多い近年、対策・備えは万全でしょうか?日ごろから防災対策をし、自分の身を自分で守る準備をしましょう。今回は「災害用トイレ」について知るべく、富士市の富士木材株式会社さんにぶらりっと。編集部が訪問しました。

災害用トイレ「ダンレット」とは?


富士市の富士木材株式会社が製造するダンボール製のトイレです。軽くてコンパクト、これひとつで10回利用ができます(脱臭袋・凝固剤が各10個入っています)。

脱臭袋・凝固剤・処理袋まで入っている

実はこの製品、ダンボールの専門家たちによる設計技術と、地域の防災意識から生まれた製品。開発の裏側やこだわりを伺いました。

製品開発のきっかけや強みを聞いてみた

富士市大淵の本社屋と紙器工場

お二人にお話を伺いました!

——ダンレットの開発は、どのように始まったのでしょうか?

私たちは元々、梱包資材の設計・製造を行っていたんですが、ある時、入社してきた技術者が非常に優れた包装設計のノウハウを持っていて、それを活かして自社商品を作ってみようという話になったんです。

ダンボールの商品を設計できる人材は業界的にも非常に限られていますので、これを機会と捉え、この技術者を中心に「ダンボールを使って、何か社会に役立つものを作ろう」と考えるようになりました。

専務取締役の川口さん

取締役・包装資材事業部 部長代理の川口さん

——防災トイレに結びついたのはなぜでしょうか?

静岡県って、防災意識がすごく高いですよね。開発当時のおよそ20年くらい前から、東海地震について、新聞もテレビも防災特集を頻繁にやっていました。「いつか必ず来る」と言われ続けてきた土地なので、何を備えるべきかを地域の人たちは常に考えていました。

その中で、「実はトイレが不安」というお困りの声が多くあがって、当時はまだ防災トイレの商品化事例が少なかったこともあり、「やってみよう」ということになりました。

ダンレットの製造風景

便座の重なる部分にワイヤーを打つ作業

ズレてしまうと胴部にハマらないので、慎重に

——実際に、開発ではどんな工夫を?

まず求められたのが「丈夫さ」と「簡単さ」でした。災害時って、力のない人でもすぐに組み立てられないといけないし、しっかり支えられなきゃ意味がない。だから私たちは、強度が非常に高い「K7ダブルフルート」という厚手のダンボールを採用し、密度も高いことから、荷重を分散できる設計にしました。

ダンボール製品の設計室

ダンレットは大人の男性が座っても問題なし!(耐荷重200kg)

——今後はどんな展開を考えられていますか?


私たちは元々、製材業からスタートして、包装資材、紙器事業、倉庫事業、住宅と、木にまつわる事業を広げてきた会社です。だから“木の文化”と“くらしの安心”をつなぐ役割を、これからも果たしていきたいですね。日常にも使えるダンボール製品も、もっと開発していきたいと思っています。

富士市と災害協定を結び、簡易エアマットなどの寄付も行っている

本社内には荷積み用の台(パレット)を再利用したデスクが

「ダンレット」を組み立ててみた!


ぶらりっと。編集部ニシカワが、実際に「ダンレット」を組み立ててみました。

①底に差し込む固定板を谷折りする。

②胴部を広げ、底部に差し込む。


③ ①の固定板を、組み立てた本体底に入れる。


④上部に座部をかぶせる。これで完成!

⑤使用する時は、脱臭袋を便座の中に入れてセットし、凝固剤を入れます。

付属の凝固剤

安心感のある座り心地!

説明書を読みながら、約5分ほどで完成しました。組み立て方を知ってしまえば、1分でもできると感じました。いざという時に焦らないよう、組み立ての練習をしておくといいと思います。簡単なので1回で覚えられます!

コンパクトで収納・持ち運びにも適した災害用トイレ

ダンレットは、非常にコンパクト。厚さ約10cmほどなので、保管にも場所をとりません。

物置やクローゼットの隙間に保管できる

何を隠そう、編集部員のワタナベは、ダンレットに出会い、その使い勝手の良さに感動。これは備えておきたい!と、以前から自家用車に積んでおりました。渋滞に巻き込まれた時に備えています。

軽自動車でも場所をとらない!

第2回富士山紙フェアにおいて、ペーパービジネス大賞を受賞し、富士ブランドにも認定されています。

災害時・断水時・渋滞時・キャンプや工事現場でも役立つ「ダンレット」。いざという時はいつやってくるかわからない。気になった時に準備しておくと、少し心に余裕が生まれる気がします。

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ダンボール製の災害用簡易トイレ。組み立て簡単!耐荷重200kgで大柄な方も安心です。コンパクトで場所をとらず、取っ手がついているので、持ち運べるのも便利です。一家に1つの必需品として備えて安心です。

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富士市を中心に発行している地域情報紙。2012年創刊。地域の裏道や歴史を知り尽くした新聞販売店が協力し、ニッチだけれど、愛着を持てる地域の魅力を発信中。グルメ・新店情報、体験記事などを随時更新。

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