
大規模な災害などで安心してトイレが使用できるよう、静岡市が導入した「トイレカー」が5月26日、静岡市役所でお披露目されました。
静岡市が導入したのは、トラックの車両に個室の水洗トイレを備えた「トイレカー」です。
災害が起きた際に避難者にきれいで便利なトイレを提供するために導入しました。
昇降用リフトや、おむつ交換台、ベビーチェアなどが装備されているトイレカーの導入は県内初ということで、難波市長も活躍に期待を寄せています。
<難波喬司 静岡市長>「すごくいいですよね、びっくりしました。期待以上だと思います」
<静岡市危機管理課 高山雅史 主査>「南海トラフ地震など大規模災害における避難所のトイレ環境の改善を目的として導入しました。普段と変わらないトイレを避難所でも利用していただければ」
トイレカーは静岡市内で災害が起きた際の避難所のほか、被災地への派遣やイベントなどでも活用していくということです。