近所にクレーンゲームで遊べる店がオープン。小2の娘がハマってしまい隙を見ては行ってしまう⋯一度で千円使ってしまうことも⋯

小2の娘にお金の価値を教えたい⋯⋯

最近近所にクレーンゲームを併設したお店ができ、小学2年生の娘がハマってしまいました。祖父母にもらったお小遣いなど、これまで貯金箱で貯めさせていたお金をもって1人でゲームをしに行ってしまいます。クレーンゲームは1回100〜400円くらいなのですが、一度で千円使うことも。お金の価値を教えたいのですが、どのように接するのがいいでしょうか。(相談者:らむね)

まずは生成AI(Gemini)に聞いてみました

以下、生成AIの見解!? です。
100円玉が「ゲームのプレイボタン」に変わる瞬間、子どもにとってお金は「単なるコイン」になってしまいます。まずはその価値を「日常のもの」に引き戻しましょう。

「クレーンゲーム1回分」を身近なものに換算する

「1回200円なら、スーパーのアイス2個分だね」「5回やったら、あなたが大好きな〇〇(おもちゃや本)が買えるね」と、娘さんが価値を理解しているものと比較させます。

「予算」という概念を教える

貯金箱全額を持って行かせるのではなく、「今日は300円まで」と封筒に分けて持たせるようにします。「なくなったら終わり」という不自由さを経験させることで、1回の重みを実感させます。

「お小遣い帳」の導入

使った後に「何円減ったか」を自分で書かせ、貯金箱の底が見えてくる様子を視覚化します。

専門家の意見は?公認心理師の佐藤さんに聞いてみました

育児相談室を運営する傍ら、テレビ・雑誌・WEBなどの各種メディアで子育てに役立つ心理学を発信する、公認心理師の佐藤めぐみさんに聞いてみました。以下、佐藤めぐみさんのコメントです。
AIがアドバイスしている、「身近なものに換算し、価値を比較すること」「その日に使っていい額を決めること」はどちらも大切です。小学校2年生の子がお金の管理を自分だけでできるかと言ったら、まだ早いからです。

よって、自分の貯金箱から自由にお金を取り出せる今の状態を改革することをおすすめします。貯金箱自体を子どもが届かない場所に置き、親と一緒にそこからその日の額を取り出すというのが、一番取り組みやすい方法だと思います。

親はつい我が子に「現場で学ばせよう」としてしまいがちですが、小学校2年生ではその場で判断し自己管理するのは難しいものです。お金はポケットにたくさん入っているけれど、クレーンゲームを前にしてがまんする、小2の子にできるでしょうか。きっと大人でも「あと1回」が出やすくなってしまうと思うんです。親が関わってあげながら、「1日〇円」という定額を繰り返す中で、子ども達は制御を学んでいきます。

親の期待値がその子の年齢以上になっていることが原因で問題が起こることは非常に多いので、「小2の子にできるだろうか」という視点で見てあげてください。

ちなみに海外では、小学校2年生の子が単独で外に出歩くことは基本的にありません。日本は諸外国よりも治安が良いからでもあるのですが、その年齢の判断力や自制心を考えると、海外のようなアプローチの方が年相応だと感じています。おそらく施設のゲームコーナーは、様々な年齢層の人が出入りする場所だと思うので、「子どもだけでは行かない」というようなルールが必要なこともあるでしょう。

答えてくれたのは……佐藤めぐみさん

公認心理師|オンライン育児相談室・ポジカフェを運営。英・レスター大学大学院修士課程修了(MSc)。専門は0~10歳のお子さんを持つご家庭向けの行動改善プログラム、認知行動療法ベースの育児ストレスカウンセリング。また、子育て心理学を学ぶ場としてポジ育ラボを主宰。ブログにて毎日の育児に役立つ心理学を発信中。


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