Q. ゲームが止められない…これって中毒?依存症?
上から、中3(娘)、小6(息子)、小3(息子)の3人の子どもを育てています。小6と小3の息子が、スマホのゲームにハマってしまい困っています。平日の朝、学校に行く前や、夜寝る前の歯磨きのあとなど、隙あらば寝室などに隠れてさわっています。
息子たちは2人とも普段は温厚なタイプだと思うのですが、ゲームになるとまるで別人格。汚い言葉を使いながらゲームに没頭している姿に非常に不安になります。
ファミリーリンクなど制限できるものは使っていますし、習い事も忙しいので、平日の使用時間は長くても2時間くらいです。時間の問題というよりも、精神的に中毒?依存症?のようになっていないのかが気になります。親としてどういう対応が適切でしょうか。(相談者:SHIMA)
まずは生成AI(Gemini)に聞いてみました
以下、生成AIの見解!? です。3人のお子さんの子育て、それも中3という受験期のお姉ちゃんと、わんぱくな小学生男子2人……日々、本当にお疲れ様です。
普段は温厚な息子さんたちが、ゲーム中だけは「汚い言葉」を使い、隠れてまでプレイする姿を見るのは、お母様としては本当にショックですし、「このまま依存症になってしまうのでは?」と不安になるのも当然です。
AI(Gemini)による「状況分析と環境設定」
まずは、息子さんたちの状態が「医学的な依存」なのか「一時的な熱中」なのかを切り分けて考えましょう。■使用時間より「脳のモード」をチェック
平日の2時間という時間は、現代の小学生としては決して長くはありません。しかし、隙間時間に「隠れてさわる」のは、脳が報酬系(ドーパミン)の刺激を常に求めている状態です。
対策: 「隠れてやる=ルール違反」を叱るよりも、「スマホを使う場所はリビングのみ」という物理的なルールを再徹底してください。寝室など「隠れられる場所」にデバイスを持ち込ませない環境作りが先決です。
■「別人格」の正体を知る
オンラインゲーム、特にスプラトゥーンやフォートナイトのような対戦型は、脳が常に闘争モードになります。汚い言葉が出るのは、依存というよりは「感情の抑制が効かなくなるほど脳が興奮している」状態です。
対策: ゲーム終了後に「クールダウン」の時間を設けてください。すぐに歯磨きや寝るのではなく、ココアを飲む、少し会話をするなど、副交感神経を優位にする時間が必要です。
専門家の意見は?公認心理師の佐藤さんに聞いてみました
育児相談室を運営する傍ら、テレビ・雑誌・WEBなどの各種メディアで子育てに役立つ心理学を発信する、公認心理師の佐藤めぐみさんに聞いてみました。以下、佐藤めぐみさんのコメントです。息子さんたちにとって、親に怒られるデメリットよりも、ゲームができないことのデメリットの方が勝っている様子が伺えます。とは言っても、息子さんたちだけが特別な行動を示しているわけではありません。こそこそと親に隠れてゲームをするというのは、よく聞く話です。結局は親にばれているので、隠れられていないわけですが……。リビングなどのオープンな場所だとすぐに見つかってしまい中断となるのであれば、少しでも長く遊べる策として「見つからないように」しているわけです。
なぜそこまでハマるのか。ゲームは、お酒やギャンブルのように強い依存性があるからです。近年WHOが新たな依存性の疾患としてゲーム障害を加えていますので、そのような特性があるものという理解は親側も必要だと思います。現状は平日2時間ということなので、時間的にはこれ以上にならないよう工夫をしていきたいですね。
一番望ましいのは、スマホを親管理にするということです。状況から察するに、子ども達がいつでもスマホを手にできる状況にあるようですが、その場合、目の前に魅惑的なものがあるのに「我慢しなさい」と言っていることになります。それは、大人が居酒屋さんに行ってお酒を飲むなと言われているようなもの。このように依存性の高いものは、大人でさえ管理が非常に難しいので、親が子どもの管理力や自制心に期待し過ぎないということがとても大事になります。
おすすめするのは、親管理でレンタルする形です。本人のスマホであっても、好き放題にせず、「○○が終わったらスマホを貸す」「〇時になったらママに返却して就寝」のように親の元から貸し借りをしていきます。すでにどっぷりハマっている子からしたら、この仕組みは「とんでもない!」と映るでしょうが、しっかりと仕組みを作れれば、親は叱ることが減り、子どももこそこそしなくなり、お互いにそこそこ納得いく形に整えることができます。
次に、ゲーム内の「汚い言葉」について。暴力的なゲームをすることで、その後の攻撃的な行動や認知、感情が高まることは研究でもわかっています。家でゲームをしている際に、親に注意されて猛反発するなどはその典型でしょう。それを軽減するために、ゲームモードから現実への切り替えを意識的に取り入れていきたいものです。上記でおすすめした親管理を進められれば、返却のタイミングで「ゲームモードオフだよ」「現実モードオンね」のような声かけもしやすくなると思います。
下の兄弟が騒がしくゲームをしている状況は、中3のお姉ちゃんの勉強の妨げにもなりかねません。現代の子にとってゲームはなくてはならないものになりつつあるので、ゼロにする必要はありませんが、うまく付き合う必要があります。その際は、非常に依存性の高いものを渡しているという認識で子ども任せにしないことが重要です。小学生だとまだまだ自己管理は難しい時期ですので、親がリードしながら、時間管理や気持ちのコントロールを教えていってあげてください。
答えてくれたのは……佐藤めぐみさん
公認心理師|オンライン育児相談室・ポジカフェを運営。英・レスター大学大学院修士課程修了(MSc)。専門は0~10歳のお子さんを持つご家庭向けの行動改善プログラム、認知行動療法ベースの育児ストレスカウンセリング。また、子育て心理学を学ぶ場としてポジ育ラボを主宰。ブログにて毎日の育児に役立つ心理学を発信中。◆子育てに関するみなさんのお悩みを募集しています。お気軽にご応募ください!>>>子育てについてのお悩み大募集!(googleフォームが開きます)









































































