「書類を書き損じてしまい損害が…」息子を名乗る男からの電話をきっかけに合計320万円だましとられる=静岡・沼津市

2025年7月、息子を名乗る男からの電話から、静岡県三島市に住む80代の女性が息子を友達を名乗る男に合計320万円をだましとられる詐欺事件がありました。

警察によりますと、7月3日午後2時頃、三島市に住む無職の80代の女性の家に、息子を名乗る男から「東京に会社の書類を送ろうとしたら、名前を書き損じてしまい損害が出た」「今日中に大金が必要」「700万円が必要だから、あるだけ用意してほしい」「今から友達が家に取りに行くから」などと、電話がありました。

女性は自宅に訪れた息子の友達を名乗る男に、現金あわせて320万円が入った封筒を複数回にわたり手渡し、だまし取られました。

女性はその後、実の息子に連絡をしたところ、詐欺であったことがわかり、4日の夕方に警察へ届け出たということです。

警察は「親族からお金を要求する電話があった場合には、警察に一度相談してください」と呼びかけています。

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