
静岡県伊東市の田久保真紀市長が学歴詐称疑惑を巡り7月2日に記者会見を開き、大学に確認したところ除籍になっていたことが判明したと明らかにしました。
<伊東市 田久保真紀市長>
「卒業は確認できませんでした。除籍であることが判明しました」
午前11時から伊東市観光会館で開かれた記者会見で田久保市長はこのように話し、東洋大学を卒業しておらず除籍だったなどと、声を詰まらせながら説明しました。
6月28日の土曜日に自ら大学に出向き、卒業証明書を取ろうとしたところ取得することができず、大学側から除籍と伝えられたということです。
田久保市長は2025年5月の市長選挙で初当選を果たしましたが、この際に、最終学歴としていた「東洋大学卒業」について、6月の市議会で市議が詐称の疑いを指摘していました。
田久保市長は、今回の市長選で自ら大学卒業と公表した訳でなく公職選挙法違反には当たらないと説明していて、今後の進退については明言を避けたものの逃げ出すようなことをしたくないと話しています。