
5月14日、営利目的で覚せい剤などを密輸したとして、コロンビア国籍の男らを再逮捕しました。
覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)麻薬及び向精神薬取締法違反(ケタミン営利目的輸入)の疑いで再逮捕されたのは、コロンビア国籍で静岡県焼津市に住む無職の男(54)、焼津市に住む無職の女(29)です。2人は夫婦だということです。
警察によりますと、男らは2025年3月4日、営利目的でスペインから郵便物内に隠して覚せい剤約100グラムとケタミンを約50グラム輸入し、さらに20日には、スペインから国際宅配貨物内に隠したコカイン約200グラムを輸入した疑いがもたれています。
清水税関支署によりますと、2人は焼津市内を宛先に、覚せい剤などを郵送しようとしていたとみられています。覚せい剤とケタミンは、郵便書留の封筒の中に、コカインは細工したかばんの中に入っていて、いずれも税関が見つけ、警察に通報したということです。末端の密売価格で、合わせて1,000万円以上にのぼるということです。
警察は捜査上の支障があるとして、2人の認否を明かしていませんが、入手ルートの特定を進めるなど事件の詳細を調べています。