
国内最大級の模型の展示会「静岡ホビーショー」が5月14日から始まり、全国の模型メーカーが新作を展示しています。会場には、近年のトレンドである「作りやすさ」を重視した商品が多く並んでいます。
静岡市駿河区のツインメッセ静岡で始まった「第63回静岡ホビーショー」。静岡県内の模型メーカー17社を含む99の企業や団体が、プラモデルやラジオコントロールカーなどを展示しています。初日の5月14日は業者向けの説明や商談が行われ、海外からも多くの人が足を運びました。
<静岡模型教材協同組合 田宮俊作理事長>
「毎年だんだん大きくなっています。(プラモデル業界は)右肩上がり」
<静岡模型教材協同組合 青嶋大輔理事>
「模型の世界首都静岡ということで世界から注目されているので、静岡でホビーショーが開催されることは非常に意味がある」
模型業界の近年のトレンドは「作りやすさ」。組み立てが簡単な商品を販売することで、コア層である40代以上だけでなく、子どもにも手に取ってもらい裾野を広げたい考えです。
<青島文化教材社 富永幸三郎さん>
「プラモデルは塗装、接着剤の使用が必要という概念があると思うが、そこがとても高いハードルとなっているので、塗装不要、接着剤不要、簡単に組み立てられるプラモデルを発売して皆さんに楽しんでいただきたい」
静岡ホビーショーは5月17日と18日に事前予約制で一般公開されます。