模型の世界首都・静岡からも複数の企業が参加しています。静岡ホビーショーも取材した青木が最終日の模様をレポート!今回はタミヤをピックアップ!


1. プラ材 角パイプ
楽しい工作シリーズの新パーツ。これまでありそうでなかった、中が空洞の四角のパイプ材です。手軽に加工できるスチロール樹脂で使いやすく、切ったり組み立てたり接着したりと扱いやすい素材です。これをどう使うのか?
画像提供:タミヤ
こちらはタミヤの社員さんが作ったモデル。とんぼにマジックハンド、カニや建築模型の柱などに…塗装も含めて無限のバリエーション。どんな動きをするのか考えて、設計し、組み立てる。まさに工作の醍醐味を味わうことができるパーツです。
2. ユニバーサルギヤボックス2

画像提供:タミヤ
こちらは30年以上ぶりのリニューアル。2つのベクトルに出力できるのが特徴です。例えば扇風機は首を振りながら羽根が回りますよね。他にも、前についたドリルを回しながら前に進む車。回転と前進というように、力の方向が違う2つの動きを同時にできるパーツです。
工作の自由度をグンと上げるパーツで、リニューアルによって安全性と遊びやすさが向上しました。
蜂に追いかけられている少年。ずっとくるくる回ります
夏休みの自由研究。私は書道の作品を提出していましたが、工作も楽しく学べるだろうなと思いました。理想のマシンやロボットを妄想した少年時代。もしこのシリーズに小学生のころ触れていたら、進路選択は理系だったかもしれません(笑)。開発者の今井翔大さんにお話を伺いました。
「(子どもたちの)創意工夫の一助になってくれればうれしい。自分で考えて作るということがバーツ類で遊ぶ楽しみの一つであるので、こうやって動かしいたいと考えて工夫して取り組んでほしい。」

11月16・17日はぜひにツインメッセ静岡に足を運び、タミヤフェア(入場無料)で気になったパーツや製品を見に行ってみてはいかがでしょうか?