【静岡ホビーショー】アオシマ新作ゴジラシリーズ・あの敵怪獣が登場!

5月14日にスタートした「第63回静岡ホビーショー」。今年は静岡の17メーカーを含む87の模型関連企業や団体が参加しています。

例年盛り上がりをみせ、今年は一般公開日の事前登録の受付開始からわずか2日後には定員に達し、登録が締切となりました。注目度の高さがうかがえます。

一般公開前に、SBSで最もホビーを取材しているアナウンサー・青木隆太がレポート!




青島文化教材社は静岡市に本社を置く老舗の模型メーカー。2024年で創業100周年を迎えました。自動車モデルのプラモデルが人気で、看板商品にはデコレーショントラックこと「デコトラ」シリーズやアニメのキャラクターなどが塗装された「痛車」シリーズなど、いわゆる「攻めた」商品を開発するのが特徴です。

人気の敵怪獣「デストロイア 完全体」


このホビーショーで発表されたのは32の新製品。

その中でも一際注目を集めているのが「ゴジラ」です。こちらは「PLAfig.(プラフィギュア)」とアオシマが名付けたシリーズで、従来腕や足を動かせるプラモデルをあえて可動域を無くし、固定ポーズのフィギュアに仕上げました。

担当の山之内さんは「動かない立像にするという葛藤はあったが、関節部分のつなぎ目など妥協したくなかった」と話すこだわりで、そのぶん造形美に注力した作品です。

2026年夏発売予定の新商品として、人気の敵怪獣「デストロイア 完全体」が登場!生物的な躍動感やダイナミックなポージングが光っています。

また去年発表した「けもプラ」シリーズも開発が進み、今年中の発売ということになりました。「けもの」×「プラモデル」これまでありそうでなかったかわいいケモノたちの美少女プラモデルです。この秋の発表では無塗装原型でしたが、カラーリングがされたモデルがお披露目されました。ホビーショー期間中も海外バイヤーから注目が高く、販路拡大も見込めそうです。また動物特有の可愛さで女性ユーザーからも反響があるとのこと。

青島文化教材社の青嶋大輔社長に話を伺いました

青島文化教材社 青嶋大輔社長(右)


「例年に比較してもお客さんの入りが非常に多い。ゴジラシリーズで新しいジャンルに挑戦し、とにかく細部にこだわった設計をしているので、好評をいただいている。去年は節目の中で、新金型の投資をかなり加速していた。例年になく新商品の準備をしてきたので、その勢いを保ちつつさらに加速していきたい」と、青嶋社長。

出展社だけでなく協賛社や業界紙など含めて99のブースが楽しめる「静岡ホビーショー2025」。一般来場は受付を締め切りましたが、生放送の配信もあります。来年以降の参加も含めて、模型の世界首都・静岡を味わってみてはいかがでしょうか!

SBS静岡放送のアナウンサー陣が静岡での暮らしにちょっとプラスになる話をお届けします。プライベートで立ち寄ったお店やオススメのグルメ、ロケ先での裏話など内容はさまざま。アナウンサーの日常を気軽なタッチで紹介していきます。

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