女優・三田佳子さんの次男、高橋祐也容疑者が覚せい剤で5度目の逮捕!?

ベテラン芸能リポーター川内天子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、女優・三田佳子さんの次男で元俳優の高橋祐也容疑者の覚せい剤で5度目の逮捕について、SBSアナウンサー牧野克彦がうかがいました。
※10月25日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

また!? 覚せい剤で5度目の逮捕

川内:女優・三田佳子さんの次男で元俳優の高橋祐也容疑者が、覚せい剤を所持していた疑いで先月逮捕されていたことがわかりました。

牧野:またですか!?

川内:覚せい剤に関して、今回で5回目の逮捕になるんです。三田さんはこれまで次男が逮捕されるたびに、会見を開いたりコメントを出されていたのですが、今回はまだ反応がありません。三田さんは、これまで次男が逮捕されてもずっと寄り添う姿勢を貫いていたんです。このことに関しては、「我が子だからしょうがない」という声と、「過保護すぎるんじゃないのか」とバッシングされ、持っていた7社のCMを全部降りて芸能活動を休んだこともあるんです。ある意味、息子のために大きな犠牲を払ってきたことも然りなんです。

みなさんが一番覚えているのは、1回目の逮捕時の会見での三田さんの「母が女優というだけで、未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」だと思います。彼の1回目の逮捕は、高校生の時だったんです。むしろ、報道されてしまうことの方が悪いと。育て方が悪いとか、親の責任もあるという言葉は出てこず、これに対してその後ものすごいバッシングがあったんです。

この会見の中でもうひとつびっくりしたのが、息子さんは高校生でしたが、三田さんが毎月50万円のお小遣いを渡していたことです。

牧野:50万円!? 給料じゃないですか!むしろ給料よりいい(苦笑)!

川内:なぜ渡していたかというと、その頃の三田さんは長者番付(俳優・タレント部門)でずっと1位を取っていた時期だったんです。つまり、芸能界で忙しい売れっ子の女優だったので、子どもたちと一緒に食事をとったことがないと言われているんです。その代わりに、かわいそうで面倒を見てあげられないから「お小遣いをちょっとあげるわね」という姿勢だったんです。

牧野:子育てとしてはよくない気がしますね。

川内:そういうお金があるから、悪い友だちが寄ってくるんです。最初はどこで捕まったかというと、三田さんの10億円といわれる豪邸の地下室だったのです。2年後にまた逮捕されるんですが、その時もやはり地下室で、覚せい剤パーティーを開いていたんです。この時は20歳になったので、有罪判決を受けました。

そういう仲間が、三田さんとたまに敷地内で顔を合わせることがあったそうです。ところが「あなた誰?」「どうしたの?」「何でここに来ているの?」などと言われたことは一度もなかったんです。

牧野:一般人と常識が全然違うんですね。

川内:普通は、ちょっと悪そうな子を見たら「あなたたち何をしているの?」と聞くじゃないですか。ところが、全くなかったと言うんです。じゃあ、50万円のお小遣いが批判されて減るのかと思いきや、3回目の逮捕は27歳のとき、お小遣いが70万円と上がっているんです。4回目のときには、「1日15万円ずつもらっていた」「家族カードは月200万円も使っていた」と彼はいろんな所で話しているんです。

ただ、彼が話していた言葉なので本当かどうかわからないですが、こうやって息子を甘やかしてお金もたっぷり与えて、面倒見切れないから愛情の現れとして、親としての務めをお金で解決していたとするならば、先ほど牧野さんもおっしゃたように、子どもの育て方としてはちょっと違うんじゃないかと。

ただ、この姿勢はずっと変わらないんです。彼が結婚したときも1億円の家を用意したんです。三田さんも確かにバッシングを受けて仕事を降りて収入もなくなってきたこともあるのですが、それでも子育てのやり方は一般とかけ離れたものだったんです。今になってようやく「親として力及ばずです」と話すようになったんです。5回目の逮捕に三田さんがどうコメントするのか待ちたいなという気持ちです。

牧野:高橋祐也さんはもう42歳ですよね。これはご本人の問題だという気もしますし、三田さんも「北風と太陽」の太陽から北風政策にした方がいいのではないかと個人的に思います。

川内:心の中では放り出したい気持ちもあるけど「彼の不安定な精神状態を考えると、厳しいというだけで万一よそさまを傷つけることになったらもっと大変。だから切り捨てることができないんです」と会見で話されたことがあるんです。どちらが正しいのか、ベストだったのかはわからないですけどね。

牧野:途中で軌道修正というのはなかなか難しいものですね。今回もありがとうございました。
今回、お話をうかがったのは……川内天子さん
新潟県生まれ。亜細亜大学法学部卒業後、東京・虎の門病院で医療事務の仕事に就くが、司会の仕事への夢が捨てきれず、退職。ラジオたんぱ『ニューストゥデー』のリポーターになる。その後テレビに転向し、朝日放送『モーニングショー』で事件を担当。テレビリポーターとしての活動をスタートさせる。日本テレビ『ルックルックこんにちは』では、レギュラーリポーターとして芸能を担当。

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