ピース綾部祐二さんが5年間のアメリカ生活をついに公開!? 芸能人の海外進出について

ベテラン芸能リポーター川内天子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、ピースの綾部祐二さんのアメリカ生活と芸能人の海外進出について、SBSアナウンサー牧野克彦がうかがいました。
※5月24日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

ピースの綾部祐二さん、5年間のアメリカ生活の真実

川内:ピースの綾部祐二さんがアメリカのニューヨークに拠点を移してから、まもなく5年になります。これまで向こうでどのような仕事をして、どんな生活をしているのか謎の部分が多かったんですが、先週の木曜日にYouTubeチャンネルが開設され、ついに5年間のアメリカ生活の真実が語られました。

どんな話が出てくるのかと思ったら、最初にでてきた言葉が「アメリカにきた最初の計画は失敗です」だったんです。その計画とは、彼はとにかく5年間、何も言わない、語らない、何をやっているのかわからない状態にして、5年経ったところで、突然、ペラペラの英語をみんなの前で披露するというもの。

牧野:5年間は発信しないと決めていたんですね。

川内:そこまではわかるのですが、失敗というのが、ペラペラの英語がしゃべれないということだったんです。向こうで英語を教えてくれる日本人の先生に言わせると、彼の英語力は1万点満点で4点くらいの実力。

牧野:ネタではあると思うんですが、まだまだということですか。

川内:彼はとても積極的というか人懐っこい性格なので、カフェなんかでも自分から挨拶を話しかけるらしいんです。すると店員さんも、英語が話せるんだと思って、話しかけてくれるのですが、綾部さんいわく、早口の英語で何を言っているのかわからないのでポカンとしてしまうと。これ、5年経っても同じことを言っているんですよ。

牧野:アメリカに住んでいるから、英語が上手くなるというものでもないんですね。

川内:そもそも綾部さんがアメリカに行ったきっかけというのが、計画性ゼロなんです。相方の又吉さんが小説「火花」を書いて芥川賞を受賞したじゃないですか。それにより個人の活動が増えてきて、綾部さんは又吉さんを「先生!又吉先生!」という呼び方をするようになり、でもそのとき39歳、これからのことを考えたとき、「そうだ、アメリカに行って勝負がしたい!レッドカーペットを歩くまでは帰らない」と思い立って行動に移したんだそうです。

牧野:愛すべきキャラですね(笑)。

川内:そしてもうひとつ話題がありまして! 今まではニューヨークに住んでいたんですが、ハリウッドのあるロサンゼルスに引っ越すようなんです。そうすると距離的にはレッドカーペットが近づいたと思うんですが、しゃべれないことにはどうしようもないですよね。

牧野:距離的には近づきましたが、今後どうなりますかね。

川内:芸能界でも海外に留学する人は多いですが、せっかく行ったからには成果を見せて欲しいなと思います。

牧野:芸能リポーター川内さんの厳しい愛とムチ!

渡辺直美さん:2021年から活動拠点をアメリカに

川内:例えば、渡辺直美さんもアメリカに行っているじゃないですか。彼女は大きなレギュラー番組2つが終わったときに、自分には武器がないと思って、留学を決断。英語も自分のレベルに合わせて話すこと、聞くことを一生懸命勉強したんです。そして、昨年の4月から全面的にアメリカに活動拠点を移転。彼女の目的は、アメリカの人気番組に出演したいということ。英語で話したいんです。

牧野:直美さんは、かなり夢に近づいているんじゃないですか。英語というと、ゆりやんレトリィバァさんもすごく上手くなっていますよね。

ゆりやんレトリィバァさん:台詞を真似て英語力アップ

川内:上手いというか、彼女の場合は小さな頃から洋画が好きで、出演者のモノマネをずっとやっていたんです。そのおかげで英語も台詞を真似て覚えて習得していきました。台詞だとリズムの強弱、スピードの緩急、イントネーションが出来上がっているので、それが芸にもつながってきていると思います。彼女もアメリカ進出を狙っていますが、以前アメリカのオーディション番組に出演したときの審査員との流暢なやり取りは話題にもなりました。

牧野:今後は、芸人さんも英語力が必要になってくる時代ですか?

川内:英語力というより、何か武器が欲しいわけですよ。日本だけで日本語でやる、それでやっていく人もいるでしょうが、せっかくだからエンターテインメントの本場アメリカでいろんなお笑いのことを学んで、そこで成果をあげて、日本でやりたいと。そんな夢を持っている人、自分にそんな武器が欲しいと思う人はいるでしょうね。

牧野:川内さんのメッセージとしては、武器を身につけたいのであれば本腰で本気で取り組め!ということですね(笑)。今回もありがとうございました!
今回、お話をうかがったのは……川内天子さん
新潟県生まれ。亜細亜大学法学部卒業後、東京・虎の門病院で医療事務の仕事に就くが、司会の仕事への夢が捨てきれず、退職。ラジオたんぱ『ニューストゥデー』のリポーターになる。その後テレビに転向し、朝日放送『モーニングショー』で事件を担当。テレビリポーターとしての活動をスタートさせる。日本テレビ『ルックルックこんにちは』では、レギュラーリポーターとして芸能を担当。

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