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雨上がり決死隊がついに解散。そこに明石家さんまさんが男気発言!?

ベテラン芸能リポーター川内天子さんに、旬な芸能ネタをご紹介いただくコーナー。今回は、雨上がり決死隊の解散についてお聞かせいただきました。
※8月31日にSBSラジオIPPOで放送したものを編集しています。

雨上がり決死隊が、8月17日に解散を発表

川内さん:雨上がり決死隊の宮迫博之さんと蛍原徹さん、お二人の解散発表がテレビや記者会見ではなく、「解散報告会」という形でネット配信されました。そこで話されたのが、解散を言い出したのは蛍原さんの方からということなんです。宮迫さんの闇営業が2年前に発覚してからコンビは活動休止状態だったのですが、蛍原さんはずっとコンビで活動再開できるのを粘り強く待っていて……。「宮迫さん、大人しく待っていてね」という気持ちから、​コンビ愛が冷めてしまったということなんでしょう。

蛍原さんが宮迫さんの行動に強く違和感を覚えたというのが、宮迫さんがYouTuberとして単独でYouTubeを開始したとき、その報告が事後報告だったんです。それも1分かからない程度の簡単なものだったと。しかも宮迫さんがYouTubeを始めたのが、同じく闇営業で謹慎中だったロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの活動再開のための会見の前だったんです。

これはいくらなんでも亮さんの会見を潰すことになるんじゃないかと、当時みんながそう思っていたんですが、蛍原さんもそれが一番気にかかっていたようなんですね。そんな形でコンビ愛が冷めてしまった……と読み取るのですが、ここで救いの手を差し伸べたのが、吉本興業の大先輩、明石家さんまさんなんですよ。

さんまさんがラジオで「宮迫さんを巨人軍に入れる」

川内さん:先週の土曜日、さんまさんはラジオ番組で初めてこのことについて語ったんです。宮迫さんに対して「オレも考えてんねん。宮迫をどうするかと」「宮迫さんを巨人軍に入れるんだよ」と。これはちょうど先月、日本ハムの中田翔選手が後輩に暴力を振るったということで謹慎処分になったじゃないですか。ところがすぐに巨人軍に移籍した。世の中こんな手もあるんだ!と思ったと思うんです。

つまり吉本の社長が、宮迫さんが吉本に戻りたいと言ったとき「ウチはいらんよ、好き勝手にやってくれればいいじゃないか」と言ったことを例にとって、「日ハムはいらんて言うたんだから、巨人に入れようと思っている」と。吉本は大阪が本拠地、巨人は東京・横浜が本拠地。さんまさんの考えだと、「東京のどこかの大きな事務所で雇ってもらえたらなあ、それに力を貸すよ」ということを言いたかったんじゃないかなと思うんです。

さんまさんは、どうしてそこまで宮迫さんのことを可愛がってらっしゃるんですか?

川内さん:そう、そこが一番のポイントです! 元々さんまさんは宮迫さんを可愛がっていた。さんまさんが言うには、騒動の時、宮迫さんの電話に誰も出てくれなくなったんですって。いろんな人にコンタクトを取ろうとしたけど、誰も出てくれなかった。最後にさんまさんのところに電話をしてきて、「かくかくしかじかなんです、僕にはもうYouTuberの道しかないのでしょうか……」みたいなことを相談したら、「よしわかった、それならオレに任せとけ」と。一度縁として結ばれたんだから最終的に面倒をみるしかない、しかたないだろ、って。

牧野アナ:男気ですねー!

川内さん:この発言により芸能界やマスコミの間で、さんまさんは面倒見のいいところを見せて好感度が上がったという評価も出ているんです。別にさんまさんは好感度を上げようとしてやっているわけではないんでしょうけど、最初に任せとけと言った以上は最後まで面倒を見るよという一面に、さんまさんを見直した!という声があちこちで上がっています。

さんまさんと吉本興業の関係はそれで悪くなったりしないんですか?

川内さん:吉本といえば、やはりさんまさん! 稼いでくれるし、実力はあるし、発言力もある。だからといって俺様という風を吹かせない人なんですよ。だから吉本もちゃんとさんまさんのことは認めているので、こうやったからといって関係が悪くなるわけではないんですよ。

さんまさんはあの騒動が起きた年の9月にあった自分の舞台に、宮迫さんと蛍原さんを5分間でもいいから一緒に立たせようとしたり、12月に業界人やマスコミのトップを集めて「宮迫を応援する会」なんていうのを開いた人ですから、考えてみれば最後まで面倒を見るというのは本気なんだなと思いました。

牧野アナ:さんまさんしかできないことをやってらっしゃるということなんですね。

川内さん:そういうことなんです。

牧野アナ:今日も裏話をありがとうございました!
 
今回、お話をうかがったのは……川内天子さん
新潟県生まれ。亜細亜大学法学部卒業後、東京・虎の門病院で医療事務の仕事に就くが、司会の仕事への夢が捨てきれず、退職。ラジオたんぱ『ニューストゥデー』のリポーターになる。その後テレビに転向し、朝日放送『モーニングショー』で事件を担当。テレビリポーターとしての活動をスタートさせる。日本テレビ『ルックルックこんにちは』では、レギュラーリポーターとして芸能を担当。
 

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