
<客>
「作りたてもポイントだし、具材もすごくおいしいのがあるので、はまっているものがある」
「米不足のことも気になりながらも、やっぱりおいしい日本のお米を食べたいなと思って」
三角形の頂点には、色鮮やかな駿河湾の恵みサクラエビ。今回の「しずおか産」は具材だけでなく、お米にもこだわった、ふんわり三角形おむすびです。
静岡市の繁華街の裏路地に2025年2月にオープンしたおむすび専門店「ふじ亭」です。「おいしい三角形」をテーマにしています。ふじ亭のおむすびの特徴は、なんといっても使っている食材です。
<ふじ亭 金子美奈代さん>
「使っている米や具材に関しては静岡県内で生産、製造されたものを中心に使っている」
由比で水揚げされたサクラエビをシンプルに塩で炒ることで、より香ばしさが増し、おむすびにぴったり。おむすびの中にも入れることで、どこから食べてもサクラエビの風味が楽しめます。
他にも、静岡県内企業の高級ツナ缶を使ったもの、そして静岡市で加工されたちりめんじゃこなどのおむすびがあり、地元のおいしいものを存分に堪能することができます。
そのこだわりはお米にも。この日、使われていたのは、静岡県森町で栽培された「にこまる」という品種。一粒一粒が大粒で、甘さが強いことが特徴です。さらに…
<金子さん>
「電源を分けることによって、最大電力で、高火力で炊けるようにしている」
炊きムラが少なくなるよう、調整しているんだそうです。
ふじ亭のおむすびは、注文を受けてから作り始めるスタイル。握りたてほやほやのおむすびを味わうことができます。
<客>
「ふわふわ」
<店員>
「粒が大きくて甘みが強いのが特徴」
<客>
「握り方がこんなに柔らかいのは初めて。ふわっとしてまとまるのはお寿司屋さんみたい」
<金子さん>
Q. 上手に握るのは難しい?
「最初はオープン前にみんなで練習して、形を作るのに苦労した。全部均等にさせることや握りすぎず、ふわっと握ることが意外と難しかった」
5月16日からは、新メニューとして「煮たまご」が仲間入りします。丸々1個を使い、インパクトある見た目ですが、味付けはさっぱり。しょう油ベースの漬け汁に爽やかな静岡県内産の甘夏の果汁を合わせました。
すべては最高のおむすびのために。こだわり抜かれた「しずおか産」です。