「サクサクでおいしい」客の心をつかみ続ける“爆ぜたて ぽん菓子” 山あいのカフェで地元のおいしい米を使って【しずおか産】

JR浜松駅から車で約50分の山あいにあるカフェです。

<常連客>
「病みつきになっちゃっています」
「いつも楽しみにしているんだもんね」

今回のしずおか産は、客の心をつかみ続ける「爆ぜたて ぽん菓子」です。

<常連客>
「サクサクしていておいしいです」
「お米の自然の味っていうか素材の良さが感じられます」

ぽん菓子を作っているのはカフェのオーナー、春山維彦さんです。

<杏庵ぽんや 春山維彦代表>
「小麦粉を使ってないっていうところが大きいところだと思います。お米と砂糖と水あめがメイン。私が小麦粉が苦手なので」

使っているお米は…

<春山さん>
「浜松のじゅんちゃんファームさんのお米を使わせていただいています。甘い、香りが違いますね。おいしいお米で作るとおいしいポン菓子ができる」

「じゅんちゃんファーム」では、年間約50トンのお米を生産しています。

<じゅんちゃんファーム 宮本純社長>
「こちらが春山さんに使って頂いている『にじのきらめき』という品種です」

ほかの米粒より大きく甘味が強いため、一粒一粒の食感を楽しむことができます。

<宮本社長>
「地元事業者様に自分で作ったお米や野菜が積極的に使って頂くってことが生産者としてもモチベーションにつながっていくというか、やりがいにつながっています」

宮本さんが作ったお米を入れたのは圧力釜。火をかけてじっくり圧力を上げていきます。蓋を開け、内部の圧力を一気に下げることで、水分が急に膨張し米粒は膨らむのです。

温かいうちに砂糖や水あめなどとからめたら出来上がり。ぽん菓子の種類は8種類。黒ゴマやカレーなどで、多い日は1日に80袋を売り上げる人気ぶりです。

<客>
「親戚の方にお茶と一緒に送ろうかな。いっぺんに食べちゃうくらいで」

実は春山さん、前の職業は航空自衛隊員のパイロット。華麗なアクロバット飛行を披露するブルーインパルスの一員でもありました。

<春山さん>
「自分の体が動く限り、人のために仕事をやり続けたいといったところがありまして。それをずっと考えているうちに自分で何か事業をしたいな」

ぽん菓子作りに励む義理の母の姿を見て、2024年、ぽん菓子職人に転身しました。

<春山さん>
「お客様に喜んでいただきたい笑顔になってもらいたい。ひょっとしたら希望とか夢とかそういったところまでつながって頂ければ、うれしいですね」

【杏庵ぽんや】
営業日:毎週土曜、日曜、祝日
営業時間:10:00~16:00
「爆ぜたて ぽん菓子 しろ」450円(税込み)

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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