「教師への信頼、好意につけ込んだ悪質な犯行」教え子とみだたな行為の元教員に懲役3年・執行猶予4年の判決=静岡地裁沼津支部

裁判官は「教師への信頼、好意につけ込んだ悪質な犯行」と断罪しました。複数の教え子とみだらな行為をした罪などに問われている元教員の男の裁判で、静岡地裁沼津支部は執行猶予付きの判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、児童福祉法違反と強制わいせつの罪に問われていた県立高校の元教員の被告の男(33)です。

判決によりますと、男は2019年10月から2023年10月までの間、高校生の教え子の女性2人に対し複数回にわたってみだらな行為をしたほか、別の教え子の服の中に手を入れるなどのわいせつ行為に及びました。

5月7日に地裁沼津支部で開かれた判決公判で、奥山雅哉裁判官は「教師への信頼、好意につけ込んだ悪質な犯行」と指摘した一方、被害を受けた高校生は「性行動に関する判断力が十分とはいえないものの、一定程度は備わっていた」などとして、懲役3年・執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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