子の成長願う凧、一斉に大空へ 浜松まつり開幕

一斉に舞い上がる参加各町の大凧=3日午前、浜松市中央区の凧揚げ会場 初子の誕生を祝う勇壮な凧(たこ)揚げ合戦で知られる「浜松まつり」が3日、同市中央区の凧揚げ会場などで始まった。初日は晴天に恵まれ、子どもの成長を願う無数の大凧が舞い上がった。5日まで。
 午前10時、開会の合図と同時に各町の凧印が描かれた凧が一斉に青空に揚がり、ラッパや太鼓の威勢のよい音色も響き渡った。法被姿の町衆や、大勢の見物客も詰めかけ、会場は熱気に包まれた。
 昨年よりも1町多い173町が参加。夜は豪華絢爛(けんらん)な各町自慢の御殿屋台の引き回しが中心市街地で繰り広げられた。
 主催の組織委員会によると、初日の人出は昨年を1万6千人上回る80万7千人。凧揚げ会場に34万人、屋台引き回しに23万人、関連のにぎわいイベントには23万7千人が繰り出した。

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