
静岡市は、歴史文化課の職員が運転免許証の更新を失念して期限が失効していたにも関わらず、公用車を運転していたと発表しました。
静岡市によりますと、期限切れの免許で、公用車の軽ワンボックスカーを運転していたのは、歴史文化課登呂博物館に勤務する職員です。
職員は4月19日に運転免許証の有効期限を迎えていたにもかかわらず、免許証の更新を失念し、失効に気が付くまでの間、無免許状態で公用車を運転していたということです。この期間中に、自家用車の運転はしていませんでした。
無免許の状態で公用車を運転していたのは、4月20日に約60キロ、23日の41キロで、2日間で合計距離は約101kmでした。
静岡市は毎年、年度初めに所属長が所属職員の運転免許証の有効期限を確認していて、この確認作業の中で発覚しました。市では、職員が公用車を運転する際に、所属長が運転免許証の有効期限を確認することになっていますが、登呂博物館ではその確認が行われていなかったということです。
静岡市は今後の対策として、公用車を運転する際の免許証の確認の徹底や、各庁舎の公用車貸出窓口などに、注意喚起文を掲示する対応をとるとしています。