全国各地の自治体が所有する公用車のカーナビなどで、NHKの受信料未払いが相次ぎ発覚している問題で、静岡県富士宮市は4月25日、未払いがあったと発表しました。受信契約を結んでいなかったのは、公用車42台のカーナビとワンセグ機能付き携帯電話8台にのぼり、未契約期間は最長で約14年に及ぶということです。
富士宮市によりますと、各地でNHK受信料の未払いが明らかになっていることを受けて、契約状況を調査した結果、明らかになったということで、事業用のテレビ受信機は機器ごとに契約が必要だという認識が不足していたことが原因だとしています。
市では今後、NHKと協議し、受信契約を結んだうえで、過去分を含めた受信料を支払う方針です。また、テレビ機能が不要な携帯電話については機種変更などを行い、契約を解除するとしています。