4月17日、静岡県富士市の耕作放棄地に「菜の花の迷路」が完成し、地元の子どもたちが探検を楽しみました。
<園児>
「菜の花に囲まれちゃったよ」
静岡県富士市大淵に作られた「菜の花の迷路」です。2025年で3回目を迎えるこの迷路は、富士市で農地の保全などに取り組む団体が多くの人に美しい景観を楽しんでもらおうと作りました。
広さは約5000平方メートルで使われずに放置されていた農地を有効活用しました。4月17日は、富士市と富士宮市内の幼稚園児約100人が訪れました。
<園児>
「こっちじゃない」
「こっち行き止まりだ」
「分かれ道とかが楽しかった」
「てんとうむし見つけた。ミツバチも見つけた」
<次郎長ネットワーククラブ 石川和邦代表>
「子どもたちの歓声が上がるとやった意味があるなと感じます。後継者がいなくて大変ですけど、少しでも農村地帯がこの活動を通じて発展していければいいなと思って活動しています」
4月17日の富士市は気温が20度を超え体を動かすと汗ばむ陽気で、幼稚園の職員は子どもたちが水分補給をするよう気を配っていました。
<子どもたち>
「つかれた」
<藤田幼稚園 藤田道信園長>
「子どもたちに習慣づけることが大切ですし、のどが渇く前に水分補給しないといけないので、呼びかけによって子どもたちの記憶に残れば自分たちに身につくことになると思っています」
「菜の花の迷路」は一般に開放されていてゴールデンウイークごろまで楽しめるということです。