【海と富士の茶の間】日本一に囲まれたプライベートティーテラスの元祖!
「海と富士の茶の間」とは?
「海と富士の茶の間」は、贅沢にも富士山と駿河湾という2つの日本一を望むことができるプライベートティーテラス。
富士山まる茂茶園さんが管理する元祖・茶の間。茶畑でお茶を楽しむという身近すぎて盲点だった特別な体験を原点の地で堪能しましょう。
取材日は2022年1月22日
「海と富士の茶の間」の概要
「やぶきた」「さきみどり」「さやまかおり」など、味・香りが違ったり病気に強かったり、さまざまな品種を手がけている富士山まる茂茶園さん。
茶畑を見下ろすようにつくっている茶の間が多い中、潜るような感じで低めにつくられているのが特徴的な「海と富士の茶の間」。唯一の屋根付き。
北側には日本一高い富士山(あいにくの曇り空!笑)、南側には日本一深い駿河湾。自然のパワーをもらって日本一の男になった気分です。違うか。
天気が良ければ、このような富士山を拝むことができます。やっぱり空気の澄んだ冬場が良いかも。
お茶と見つめ合える涅槃仏のスタイルがオススメだそうです(笑)普段こうやって見ることがないのでとても貴重な経験ですね。
さまざまなお茶を知る
茶師の本多さんに、かぶせ茶・赤ウーロン・ほうじ茶・白茶を用意していただきました。「富士山の茶の間」とはしごする方もいるそうで、そういう時は種類を変えるようにしているとのこと。
渋みがなくて甘みがあるかぶせ茶。一煎目はぬるめ、二煎目は熱め。温度が高いと香りがよくて苦い・渋い・体に良い、温度が低いと苦みと渋みを抑えて甘みと旨みを感じやすいそう。
本多さん
ぬるいか熱いかは、別にどっちが良いというわけではなくて、大切なのは淹れ手がもてなす相手の状況・気分・体質などに合わせて、味の違うものを提供するということ。これほど相手をおもんばかれる飲み物は世界中探してもないんです。
日本茶の何たるかを教えてもらいながら、スローな時間を過ごす。ああ、日本茶って尊い。
丸火という茎のほうじ。低温でじっくり焙煎して甘みと香りを引き出しているらしい。クセがなくてスーッと飲めます。濃く出すとコーヒーの延長のような強い焙煎香、薄く出すと甘みを感じやすくなるようです。洋菓子によく合います。
白茶は摘んだ葉っぱをそのまま乾燥させて、その過程で少しだけ酵素が効いた微発酵のお茶。独特の香りで女性に人気。フレンチの素材にも使用されたりするそう。
赤ウーロンはとっても軽やか。後味にすごく甘みを感じます。ミルクティーにするとめちゃくちゃ合うらしい。
素敵な景観!
「海と富士の茶の間」のここがおすすめ
「海と富士の茶の間」のおすすめポイントをまとめてみました。
- 富士山と駿河湾を望むことができる。
- 茶畑に囲まれた屋根付きのティーテラス。
- 富士山まる茂茶園さんのお茶を試飲できる。
茶の間の情報
名称 | 海と富士の茶の間 |
---|---|
受付場所 |
静岡県富士市富士岡1765(富士山まる茂茶園) |
貸出時間 |
90分 |
料金 | 3,500円/1人 ※茶農家が育てたお茶のふるまい付き |
予約方法 | 「海と富士の茶の間」の予約はこちらから |
まとめ
2つの日本一に挟まれた「海と富士の茶の間」で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?茶の間を語る上で元祖は外せませんよね!
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