平和願い「静岡空襲」写真展示 袋井市役所、焼夷弾や防空頭巾も並ぶ
安心して暮らせる社会づくりなどに取り組む袋井市勤労者協議会(桑原清剛会長)の「平和写真展」が10日まで、市役所市民ギャラリーで開かれている。
「静岡空襲と市民生活」をテーマに、戦時下の資料などの展示を通じて戦争の恐ろしさや平和の尊さを訴えている。1945年の静岡空襲後の静岡市内を撮った航空写真や投下された焼夷(しょうい)弾、当時の防空頭巾など約40点が並ぶ。世界の平和度指数を示した地図も展示し、来場者が足を止めている。
平和事業の一環で毎年開催していて、15回目。桑原会長は「戦争で得られるものはなく、犠牲者を生むだけ。戦争を知らない世代に悲惨さを広めていきたい」と話した。
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