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静岡新聞教育文化部

【静岡市歴史博物館の学芸員マニアックトーク「狐ケ崎遊園からヤングランドへ」】スケートリンクは屋外だった

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、7月6日に静岡市葵区の静岡市歴史博物館で行われた学芸員マニアックトーク「狐ケ崎遊園からヤングランドへ」。この日開幕した企画展「走れ!しずてつ」の関連企画。企画展の会期は9月1日まで。
1927年開園の「狐ケ崎遊園」は、1968年に「狐ケ崎ヤングランド」として再生し、1993年の閉園まで沿線市民に親しまれた。歴博の森昌俊学芸員が、鉄道「遊園」建設ラッシュだった1920年代の息吹を吸った「狐ケ崎」の実相を語った。新遊戯施設8基とともに誕生したヤングランドの華々しさがモノクロ写真から伝わる。屋内だと思っていたスケートリンクの〝屋根〟が、簡易的にかぶせたテント状の布だったと知り、衝撃。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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