幼少期から現在までの、本と自身の関わりを率直に話した。「内気だった」保育園時代。「することがないから、絵本を開いて読んでいるふり」。小学校に入ると「書くことを覚えた」。本がものすごく好き、作文だけが突出して秀でている。そんな生徒だったという。「高校卒業後の進路を決めるとき、国語しかできるものがない」。それで大卒後、作家に。ある種のシンデレラ物語だろう。柔和な笑顔の背後に眠る、一徹の心が感じられた。(は)
幼少期から現在までの、本と自身の関わりを率直に話した。「内気だった」保育園時代。「することがないから、絵本を開いて読んでいるふり」。小学校に入ると「書くことを覚えた」。本がものすごく好き、作文だけが突出して秀でている。そんな生徒だったという。「高校卒業後の進路を決めるとき、国語しかできるものがない」。それで大卒後、作家に。ある種のシンデレラ物語だろう。柔和な笑顔の背後に眠る、一徹の心が感じられた。(は)
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