【玉田美知子さんの絵本「ぎょうざがいなくなりさがしています」】主婦の夢が子どもの心をつかんだ

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、玉田美知子さんの絵本「ぎょうざがいなくなりさがしています」(講談社)。

街に無線が響く。「ぎょうざがいなくなりさがしています」。少年としおは、ギョーザがどこに行ったのか想像し始める。故郷「浜都宮」で仲間と会ったのか、春巻きになる修行に出たのか…。としおの世界はユーモラスで温かく、子どもの心をぎゅっとつかむ。作者の玉田美知子さんは絵本作家を夢見ていた主婦。家庭の食卓をヒントに創作を始めた今作で第43回講談社絵本新人賞を受賞した。ギョーザのまち浜松も視察したそう。(ぐ)

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