
ミクロネシアの民話を絵本化。バナナ、ヤシ、マンゴーが実るサンゴ礁の島々を舞台にした、人間に力を与える「アアウ」(「人の頭にかかる虹のようなもの」という形容がある)を巡る冒険譚。鳥に変身できる少年たち、長老、巨人、さらに大きな巨人…。読み進めるうちに登場人物が順番に大きくなっていく過程が面白い。不矩さんの絵はブルーが基調で、海や空のグラデーションが非常に美しい。筆致をきめ細かく再現した印刷技術も秀逸。(は)
静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。
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