【ジェシー・アイゼンバーグ監督「僕らの世界が交わるまで」】マーシャル諸島を歌った楽曲に注目

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は2月9日から静岡市葵区の静岡シネ・ギャラリーほかで公開中の、ジェシー・アイゼンバーグ監督「僕らの世界が交わるまで」。

DV被害者のシェルターを運営する母エヴリン(ジュリアン・ムーア)。世界中に2万人のフォロワーを持ち、毎週ライブ配信で弾き語りの新曲を披露する高校生男子ジギー(フィン・ウォルフハード)。それぞれが家族の「外」に見出す「好ましい人」との関係は思い描いた通りには行かず。母子が互いに、少しずつ少しずつ相手の価値観に歩み寄る過程がもどかしくもかわいらしい。ジギーによるマーシャル諸島史を歌った楽曲には日本も登場。(は)

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

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