
【ウディ・アレン監督「サン・セバスチャンへ、ようこそ」】主人公が薦める日本の古典映画

自称「小説家」の中年男。映画広報が生業の妻。妻とのただならぬ関係が疑われる映画監督。中年男が一目ぼれした女性医師。アレン監督らしい座組みで進む、古典映画への愛情に満ちた、わちゃっとした人間劇。とある食事会の席上、小うるさい評論家口調で中年男が薦める映画は、稲垣浩監督「忠臣蔵」と黒澤明監督「影武者」。「ユウゾウ・カヤマ」「タツヤ・ナカダイ」らの名前が語られびっくり。聞いた一同の辟易した表情も印象的。(は)
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