【アニメ映画を読む 宮崎駿監督の歩み】アニメ評論家藤津亮太さん、「漫画映画」と「近代化」をキーワードに読み解く!

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は7月23 日に静岡市葵区のSBS学苑パルシェ校で開かれた、アニメ評論家藤津亮太さんの講座「アニメ映画を読む 宮崎駿監督の歩み」。

新作が公開されたばかりの宮崎さんの作品群を「漫画映画」「近代化」というキーワードで読み解いた。初監督作品「未来少年コナン」では、プロペラ機の翼の上のアクロバティックな描写にイマジネーションとリアリティーの両立がはっきり表れていると指摘。宮崎さんの志向する「漫画映画」らしさの初期の好例とした。「宮崎駿後期のスタート」と位置づける「もののけ姫」は、「不条理」「未解決」という観点で考察。目からうろこ。

静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。

あなたにおすすめの記事

人気記事ランキング

ライターから記事を探す

エリアの記事を探す

stat_1