2月14日放送「静岡発そこ知り」のテーマは『ほっと一息♪ 穴場カフェめぐり』。
長泉町にある美術館のカフェを訪れた杉浦太陽さんと影島亜美アナウンサーは、アートがより楽しくなるような絶品グルメを堪能しました。
開館50周年を記念してリニューアルしたカフェ「ツリーハウス」

2023年11月に開館50周年を迎えた「ベルナール・ビュフェ美術館」。フランス人の画家ベルナール・ビュフェは、黒い輪郭線とモノトーンに近い色使いで独自のスタイルを確立しました。

現在、美術館では「偉才の行方」と題した記念展が開催されています。1940年代から最晩年にいたるビュフェ作品を通して、20世紀最大のフランス人画家のひとりと言われたビュフェの偉才を再考できる作品展です。

そんなベルナール・ビュフェ美術館のカフェ「ツリーハウス」も2023年11月にリニューアルしました。

そして2月16日から登場するのは、ビュフェの絵画をイメージしたコラボメニューです。
ビュフェが描いた富士山に見立てたローストビーフ

ビュフェの作品の中で成川さんがインスパイアされたのは、地元を代表する富士山の絵。
白いお皿の上にバルサミコソースをかけて、ビュフェのスタイルでもある黒い輪郭線をイメージさせました。

そして長泉町の特産「あしたか牛」のローストビーフをご飯の上にのせて富士山を表現しました。
太陽さん:甘酸っぱいソースとローストビーフが合いますね。

アートを見て楽しんだ後は、食べるアートも楽しめる!美術館のカフェならではの魅力です。
影島アナ:より一層アートが好きになりそうな気がします!
五感を使って遊びながらアートに触れるこども美術館も

デザートとドリンクもビュフェの絵画とのコラボメニューを作ったんです。とその前に!
家族でも楽しめる「ビュフェこども美術館」を知っていますか? ここでは五感を使って遊びながら、自由に美術作品に親しむことができます。

ビュフェが描いたピエロの衣装を身にまとって、絵の登場人物になりきることもできるんですよ。
カヌレ=ビュフェ?メニュー開発の秘話でアートがさらに身近に

ビュフェの絵画をイメージした新しいスイーツのコラボメニューは、ビュフェの生まれたフランスの伝統的な焼き菓子・カヌレ。
どの絵をイメージしたかというと……? そう、ピエロの顔です。
太陽さん:あっ、ほんとだ。頭にカヌレがのってる!

ドリンクは、グラスにチョコレートソースで黒い線を表現したマカダミアフラッペ。バラの絵をよく描いたビュフェ、このメニューには深い想いが込められているんです。
成川さん:フランスには“ベルナール・ビュフェ”という名前のバラがあるんです。奥さんがバラを愛していたと言われているので、「アナベルに想いを」という名前をつけました。

太陽さん:目で作品を見て、想いを聞いて食べる。まさに食のアートですね。
影島さん:四季折々の自然を眺められる大きな窓もひとつの絵画ですよね。
2月16日から販売される開館50周年のコラボメニュー、ぜひアートと一緒に堪能してください。
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■ベルナール・ビュフェ美術館 TREEHOUSE
住所:長泉町東野クレマチスの丘515-57
電話:055-980-5856
営業:10:00〜16:30 ※3月から17:00まで
休み:水・木曜日(祝日は開館 翌金曜を休館)