「けいすけ」「しょうま」「クリス」「レイモン」「おざわ」「にしもと」勝利の瞬間まで叫んだ!

「何かがおかしい」。そう感じた、1月27日の日本製鉄堺ブレイザーズ戦。東レアローズは1−3で敗れました。
翌日28日。今日こそは、今日こそは「絶対に勝ってほしい」そう願って会場に向かった試合でした。
試合が始まり、1セット目25-27。
2セット目25-21。
3セット目25-23。
高鳴る鼓動とともに「ここで絶対決めてくれ」と祈るような思いで迎えた第4セット。
25-14。相手チームに11点差をつけて勝利しました。
東レの司令塔、セッター酒井啓輔選手のサーブでブレイクし7連続ポイント。ブロックで流れを持ち込み、レシーブでつなぎ、点数を重ねていきました。
1点、また1点と点数を重ねるごとにコートから選手がいなくなり、喜びを全身で表現するかのようにコート外周を大きく駆け回りました。
まさに“東レラン”。
「けいすけ」「しょうま」「クリス」「レイモン」「おざわ」「にしもと」と選手の名前を会場全体で叫んだ一体感が心地良く、自分もコートに立ってプレーをしていたかのような気持ちで過ぎていった2時間12分でした。
試合後、SNSで富田将馬選手は「これぞチーム力というものを示せた試合でした」と綴っていました。そんな試合に立ち会え、私たちファンの声や応援も選手の力になっていると思うと何だか嬉しく、これからも全力で応援しなければいけないと強く感じました。合言葉のように大切にしている言葉を借りるのであれば…。
“心はひとつ”。
連敗を食い止め勝利で終えた日本製鉄堺ブレイザーズ戦ですが、負けてしまった前日の試合でコートには立っていなかったものの一番大きな声を出していたのが、峯村雄大キャプテンだということも知っています。
この瞬間が楽しいと思わせてくれる十人十色の才能に感謝しながら、毎試合東レアローズの勝利の掛け声“あろほー”が聞けると信じて、これからの負けられない戦いも全力で楽しみます。
(アットエス編集部 橋口光)