
「偏屈な乾燥衣類(ニャー)。メロンパンが湖を、画面を横切るカット、ボール。」(「トロフィー、胡桃の床」より)。ある言葉から、できるだけ遠い言葉を瞬間的に選び取っているような、対角線を思わせる詩の数々。話法は一定でなく、予測不能なタイミングで句読点が入る。音読するとつっかえつっかえになる。意味や物語をつかもうとすると、スルスル逃げられる。それなのに、強烈な人懐っこさがダダ洩れ。何だろう、この読後感。(は)
静岡県内の音楽、美術、文学、演劇、パフォーミングアーツなど、さまざまな表現活動を追いかけます。教育分野の動きもフォロー。最新情報は公式X(旧Twitter)で。
関連タグ
【「現代詩手帖」2024年2月号】「県勢」新鋭詩人の言葉をたっぷりと
静岡新聞教育文化部
【現代詩の魅力】静岡県出身の若手詩人2人が第1詩集を発刊。現代詩の自由さと心地よさがそこに!
SBSラジオ ゴゴボラケ
【小川芙由さんの「色えらび」】光の強弱を受け取る
静岡新聞教育文化部
【文月悠光さんの第4詩集「パラレルワールドのようなもの」】「臆病な詩人」の姿を言葉に変換
静岡新聞教育文化部
【田原さんの「田原 詩集」】自分のぐるりを詳細に
静岡新聞教育文化部
【小野絵里華さんの詩集「エリカについて」】こんなやり方、あったんだ
静岡新聞教育文化部
【泥ノ田犬彦さんの「君と宇宙を歩くために②」】黒はんぺん入りおでん
静岡新聞教育文化部
【泥ノ田犬彦さんの「君と宇宙を歩くために」】「切実さ」が響き合う
静岡新聞教育文化部
【「現代詩手帖」2024年5月号】 耳をそばだてる詩人
静岡新聞教育文化部
【野村喜和夫さん編「しずおか連詩 言葉の収穫祭」】たまらなく愛おしい
静岡新聞教育文化部
【巻上公一さんの第2詩集「濃厚な虹を跨ぐ」】言葉一つ、音節一つでイメージ伸縮
静岡新聞教育文化部
【管啓次郎さんの最新詩集「一週間、その他の小さな旅」】猫への深い洞察
静岡新聞教育文化部
<最新>浜松市の新店・リニューアルオープン・閉店情報【※随時更新中】
アットエス編集部
ヤンツーさんが浜名高に戻ってきた!元ジュビロ磐田監督の柳下正明氏が今季から母校を指導「やっぱり楽しいですよ」
シズサカ
静岡市で美味しい「焼き菓子」が買えるおすすめ店10選!手土産にも喜ばれること間違いなし
アットエス編集部
サッカー静岡県高体連選抜がバルセロナ遠征へ!佐々木雄基(静岡学園)や泉孝太郎(藤枝東)ら18人【メンバー一覧】
シズサカ
<選抜高校野球>常葉大菊川が旋風を巻き起こした2007年。3ラン2本を放った遊撃手長谷川裕介さんにとって甲子園とは何だったか?
静岡新聞運動部
ジュビロ磐田のハッチンソン監督、アウェー仙台戦後コメント。アウェー初勝利も「60分以降は我々のフットボールを捨てていた」
シズサカ
ジュビロ磐田の上原力也と角昂志郎がベガルタ仙台戦への思い語る「お世話になったクラブ」「森山さんのサッカーとの対戦、楽しみ」
静岡新聞運動部
ジュビロ磐田のハッチンソン監督と松原后が練習後になにやら"青空会談” 果たしてその中身とは…?
静岡新聞運動部
<選抜高校野球>常葉大菊川の2007年初優勝の立役者、元DeNAの田中健二朗(くふうハヤテ)が語る甲子園で勝つためのヒント
静岡新聞運動部
ジュビロ磐田の角昂志郎と植村洋斗、仙台戦後コメント「俺がPKもらったんだよ」「振り返ったら入っていた」
静岡新聞運動部